痛風とは

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日本では明治以前に痛風発症者はいませんでしたが、ヨーロッパでは、ニュートンらが活躍した中世の時代から「腐った雫」として痛風を恐れていました。

ヒトは、進化の過程の中で痛風の原因である尿酸を分解する能力を失ってしまって、痛風を発症するようになったと言われていて、ヒト以外には鳥類(インコなど)も尿酸を分解する能力がないため痛風を患います。

尿酸値が高い状態が続いていると、”ある日突然、足の親指の付け根を激痛を襲う”と言われていますが、私も含めて多くの方は、激痛前にちょっとした前触れの鈍痛を感じることがあるようです。

痛風について

痛風は、足の親指のつけ根などの関節が腫れて、強烈な痛みが生じる病気で、あまりの激痛に靴や靴下などを履くのも困難な状態になり、歩けないこともあります。

通常はむずむずするなど違和感を感じてから概ね24時間以内に発症することが多く、夜から朝にかけて痛風発作を起こす方が多いようです。

痛風の激痛は想像を絶しますが、この痛みによって命が危険になることはありません。

この痛風の激痛は、発生してから7~10日前後でだいたいの痛みは治まりますが、1度発症すると1年以内に再発することが多く、何度も繰り返すうちに症状はどんどん悪化し、発作間隔も短くなっていきます。

また痛風は命に関わるような病気ではありませんが、痛風には怖い合併症があります。

痛風の発症場所について

痛風の原因

痛風の原因は、血液中の尿酸が多くなり、基準値を超えて飽和してしまうと尿酸が塩になり、結晶化して関節内にこびりつきます。

この尿酸塩の結晶は、関節内にこびりついているときは何も起きませんが、なんらかの理由で剥がれ落ちるとき、白血球が尿酸塩結晶を敵とみなして攻撃してしまい、そのとき放出される物質等が痛風の炎症の原因となります。

痛風が起きる原因について ~尿酸塩結晶と白血球の戦い

高尿酸血症と痛風の関係

この尿酸が血液中で飽和し、結晶化する基準値は、7.0mg/dLとされていて、この値を超えたときに高尿酸血症と診断されます。

高尿酸血症と診断されても、すぐには痛風は発症せず、塩化した尿酸の結晶が間接内にこびりつき、剥がれ落ちるまでの期間がそれなりにあるため、自覚症状もなく、日々を過ごすことになります。

しかし一度、痛風発作を起こすと間接内には、尿酸塩結晶がべったりと付着しているため、その後は結晶が剥がれ落ちるたびに痛風発作を引き起こすことになります。

痛風の原因となる高尿酸血症とは?

尿酸とは?

尿酸とは「プリン体」代謝した結果、生じる老廃物であり、プリン体は生物の細胞にある核に内包される遺伝子の本体とも言える核酸の主成分です。

尿酸は新陳代謝や運動することにより、毎日生成され、尿や汗から排出されており、ヒトの体内には常に一定量の尿酸がプールされていることになります。

尿酸について?

痛風発作はいつ起きる?

尿酸値が基準値以下である場合には、尿酸はすべて血液に溶け込み、結晶化しないため、痛風になることはありません。

尿酸が7.0mgの基準値を超えた場合には、結晶化し、間接内部に付着しはじめて、痛風予備軍になっていきますが、痛風が発症するかどうかには個人差があります。

アメリカの統計ですが、尿酸値別に、5年以内に痛風を発症するかどうかの実験をしたところ、以下のような数値になりました。

尿酸値が9.0mg/dLを超えるあたりから、痛風発症の可能性が高くなっていて、10.0mg/dLを超えると3割の方が5年以内に痛風を発症しています。

痛風発作はいつ起きる?

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