ストーリーでの悪役は、世界の謎に関わる神にも近い圧倒的な存在である悪と世界の裏で混沌の舵を取る人災を引き起こすノイバウテンの2つがあります。
ノイバウテンにより人生を狂わされた少女は多く、悪い組織なのは間違いがないものの、構成員の中には憎めない子が多いのも特徴です。
ここではノイバウテンについて紹介したいと思います。
ノイバウテンとは?
ノイバウテンは色々な経緯で、現在は非合法一歩手前の様々な行為を専門に傭兵を派遣する会社になっています。しかし結成当社は断罪人と呼ばれる国家レベルの犯罪者を粛清する国家認定の暗殺集団であり、現在のノイバウテンとはずいぶん違う姿だったようです。
そのためノイバウテンには2大派閥があり、初代首領のキースの意思を継ぐサラが率いる『キース派』と現在の組織存続の実利を重視するテレンス・ベッグの『テレンス派』とに別れてしまい、派閥争いが生じてしまっています。
ノイバウテンの結成
我らは団結し、私利私欲をむさぼる貴族によるミステリオの専横を阻止せねばならぬ。既に断罪の名誉による畏怖はこの世界より失われ、金と暴力の支配する混迷の時代が訪れて久しい。
ゆえに我々は、見えざる混沌を支配し、形無き戦乱を操り、心無き邪悪な権力を誅殺するために闇へと姿を隠す。
断罪の名誉を取り戻し、新世界を構築し、このミステリオに長き安寧と均衡をもたらすために!
我々は既に形骸に堕ちた断罪人の任を辞し、ここに『ノイバウテン』の結成を宣言する。
ノイバウテンの2つの派閥誕生までの歴史
キース派について
ノイバウテンは古代国家群によって認可された”断罪人”の組織を祖としていて、断罪人は厳格な運用により国家レベルの罪人に対して様々な刑を執行する暗殺集団だった。国家からの免状があれば白昼堂々罪人を誅することも辞さなかった。
その後、断罪人は貴族たちによって引き起こされる大規模な抗争が戦争に発展し、戦争犯罪を止める事も介入することもできなくなる時代が訪れる。
そこで彼らは混沌を計画的に引き起こすことで戦争に介入し、自らが戦争の舵取りを行い、権力間闘争によって広がる災いを最小限に食い止めようとした。
混沌を管理し、新世界を構築する事を目指した有志の断罪人から「ノイバウテン」が結成されました。
テレンズ派について
ノイバウテンは断罪人とは異なる独自の組織として、特に王国貴族たちの間で暗躍を続け、現在ではテレンズ・ベックへの代替わりを経て、闇の傭兵組織という形に落ち着いている。
テレンズは、ノイバウテンの中でも各国との繋がりを利用した政治的恩恵により勢力拡大路線を支持する派閥となり、現首領テレンズ・ベックの金銭的才覚の下で、様々な事業に進出し、経済的に世界を掌握する理念によって活動している。近年のノイバウテンによる非合法も辞さない強行的活動は、このテレンス派によるものが主流である。
初代首領派の意思を継ぐキース派のメンバー
サラ=ムーン・シエル ☆5魔
ノイバウテンの最高幹部のサラですが、ノイバウテンのトップではなく、現在の首領はテレンズベックとなっています。そしてテレンズ派となり、その秘書にヴィルナ・カフィがいるということで、組織のNo1とNo2がそれぞれの派閥を持ち対立している関係になります。
派閥争いはあるものの、サラはテレンズ派のヴェロニカとは、普通に話しているので、完全に分裂しているという訳ではなさそうです。(ヴァレンタインイベント上級より)
【サラ=ムーン・シエル】世界の裏で混沌の舵を取る初代の遺志を継ぐもの
「ノイバウテン」最高幹部。遺伝子レベルで常人とは異なる情報処理能力を有している。普段は冴えない面倒くさがり屋だが、有事の際は電光石火に断を下す有能な指揮官へと変わる。基本的に出不精で、自ら戦闘に赴くことはあまりないが、ひとたび戦闘態勢に入ると、数秒後には闇に食い尽くされた残骸だけが残るという。
ノイバウテン初代首領キースの掲げた思想を忠実に守り続け、自らの理念に則り組織を動かす。
レニ・ヘルツォーク ☆4斧
ノイバウテン幹部。最高幹部サラ=ムーンの忠実なる側近でもある。優れた政治的手腕を持ち、大局を見る事が出来る。サラ=ムーンが怠けたりおちゃらけたり出来るのも、傍らに有能なレニがいるからこそなのである。
戦闘時における振る舞いは暴力的で破壊的。涼しい顔で斧を振り回し、辺り一帯を血の海に染める。 素の性格は純真で真面目で一途だが、心を許した相手以外には徹頭徹尾毒舌の限りを尽くす。
ノイバウテン内のいざこざの中で、サラから傭兵会社に行くよう命令されたものの、命令の意味を理解できず、また傭兵会社の仲間たちとも上手くはやれていません。
ノイバウテンを抜けて中立国で働くルーナと偶然出会い、裏切り者と罵るものの、ルーナとの会話の中で、サラの狙いについてのヒントを得て、凝り固まったレニの考え方に変化が生じはじめます。
エアリス・リデル ☆5聖
ノイバウテン幹部。任務中に検挙され強制収容所エデンシェイドに投獄されるも脱獄に成功。再びノイバウテンに合流する。性格は一見しとやかな淑女。いつも 静かな微笑みを絶やさず、負の感情を露にする事はない。
サラ=ムーンとはノイバウテン最強最悪のコンビとして絶対的エースの地位に君臨していたが、普段は お互いを「大嫌い」と称しそっぽを向く仲。
だが、他の誰よりも強い信頼関係で結ばれているのもこの二人である。
ノイバウテンの未来のために、ルーナとリリヤをノイバウテンからの脱走に協力した人物。
脱走を手伝ったことで、捕まりエデンシェイドに収監されるものの、今度はルーナやリリヤがエアリスを助けてに来てくれて、脱獄に成功しました。
エアリス、サラ、ヤミは幼馴染で一緒に育ってきており、喧嘩をするけど仲が良い。
初代頭領キースを”父様”と呼んでいるが、血のつながりについては不明
ヤミ・カムロ ☆4侍
素直で屈託のない明るい性格だが、根の深い所で屈折を抱えている。主には忠誠を誓い、友には律儀に接する。敵に情けをかけることも珍しくない。そんな性格が災いし、剣技においてはノイバウテン最高峰と謳われながらも、任務に失敗することが間々ある。
その都度上司であるサラ=ムーンに叱られてはいるが、その可愛らしさから許されることが多い。サラ=ムーンに可愛がられる度、レニの鋭く冷たい視線が突き刺さってくる事には悪寒を感じている。
初代首領キースの剣技を継承するものがヤミさんです。キースはヤミにとって養父のようなものだったようです。サラムーンやエアリスとは幼少のころから一緒に育っており仲が良い。
世の中の悪しき闇の部分を憎み、それを正すのは亡きキースやサラ=ムーンの思想だと盲目的に信じている。敵対するはずのフラヴィと話すうちに心に揺らぎが生まれている
ルーナ・ディアーナ ☆3槍 ☆4EX槍
ノイバウテンの幹部として活動していたが、組織の真の目的を知り裏切る。
組織にいたときは『L&A』の通称で数々の戦果をあげていた。
『かつての私は、混沌を管理し、新世界の秩序を担う力となって戦う事に生きがいを感じていた。
だが、そんなノイバウテンの理念は失われつつあって…ただ弱者をいたぶる手段でしかなくなっていた。
私はその事に気づかずに、手段を目的で正当化する人間の手先となって、同じことをこの手で行ってきたんだ….』
(ルーナEP1より)
それまでの自らの行いを懺悔し、リリヤと共に組織から抜け出す。
その後は組織「ノイバウテン」での忌まわしい過去を精算すべく、人のために生きる決意をした蒼き重騎士。現在は中央都市の都市管理課に勤めている。
組織を抜けた頃は毎晩のように悪夢にうなされていたが、少しずつ本来の自分を取り戻しつつあった。そんな折り、かつての相棒が眼前に現れた。
自分の技、動き、欠点に至るまですべてを知り尽くした最高の相棒であり、敵に回したら最強となり得る存在。ルーナは自らのすべてをかけ、かつての相棒に挑む。
アニエス・バリエ ☆4剣
ノイバウテンで無敵のコンビと称されたルーナ&アニエスの一人。通称「L&Aの赤い方」。
ルーナ在籍時は互いに「相棒」と呼び合い、抜群のコンビネーションで戦果を上げていた。
ルーナ脱走後は単独任務を任される事が多く、淡々と任務をこなしている。
かつての充実した日々を思い出しては「あの裏切り者」と罵りつつも、心の底ではまた二人でコンビを組みたいと思い続けている。組織の目的や派閥争いには興味がなく、ルーナと一緒に居たいというのだけが本音のようで、自分に頼ってくれず、何も言わず脱走してしまったルーナに残念で悔しいな思いを抱いている。
リリヤ・アウッティ ☆3暗
幼い頃からある組織に暗殺術を叩きこまれて育ったため、高い戦闘力を持つ。
組織に所属している際、任務を失敗して追われる身となった。
生き抜くために変装や人を惑わす術を身につける。睡眠と食物摂取にはうるさい。打ち解けはしないが、交流の技術は会得している。しかし時折口にするジョークは寒い。
ルーナと一緒にリリヤもノイバウテンから脱走し、追手に追われていた。ルーナはかつての上司で現在もルーナを様付けで呼んでいる。
社長の傭兵会社を組織の追手と勘違いして仕掛けてくることがあった。
(メインストーリ1-10-1)}
ルーナと同時期に組織から逃亡したため、ルーナの元相方のアニエスからいわれの無い恨みを買っている。脱走するときは、エアリスらが助けてくれた。
組織の実利を重視するテレンス派
ヴィルナ・カフィ ☆4槍
テレンス派を率いるテレンス・ベッグの片腕となっているのがヴィルナ・カフィ。
知能犯、愉快犯として、数々の知的犯罪歴を持ち、その知能を買われてノイバウテンに加わる。善悪に捕らわれることなく、職務として任務を遂行する。その際、情にとらわれる事は一切無い。
最高幹部のサラ=ムーンとは、出会った当初からそりが合わず、顔を合わせる度にピリピリした雰囲気を醸し出している。
その横柄な態度とは裏腹に、色恋沙汰に疎く、その面だけは極端に幼い。
ヴェロニカ・ローゼン ☆4魔
ノイバウテン幹部。透き通るようなプラチナブロンドの髪と、白蝋のような真っ白な肌を持つ、ゴスロリ風の美少女。日陰を好み、日光を極端に嫌うが、別に吸血鬼というわけではない。ただ単に日焼けをしたくないだけである。
常に日傘型ロッドを右手に携え、左手に「シベール」と名付けられた魔人形を抱えている。人懐っこい“人好き”であるが、好きであればあるほどその命の灯火を自らの手で消したいという欲望に駆られる、所謂究極の嗜虐趣味を持つ。
彼女は、オッドアイなのですが、普段は髪で隠していて気づきににくい。
ヤーイー・ツィイー ☆3暗
生まれながらの性格破綻者。言動にも行動にも狂気が宿る。
チャイナ服の広い袖口には様々な暗器が仕込まれ、状況に応じて変幻自在な攻撃を繰り出す。ノイバウテン幹部ヴィルナに心酔しており、絶対的な服従者として仕えている。愛するヴィルナに敵対する者として、ノイバウテン最高幹部サラ=ムーンに敵対心を抱く。
創始者キースについて
- 転移者の可能性がある。
- 円卓騎士4位のアルモニカと知己である。
- 3代目黄金騎士パトリツィア・バウトとは
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