第二部 第九章 黒龍の咆吼③
Quest7 猟団への増援
父の存命と母の仇の出現に動揺し、ひたすらにトレーニングを繰り返すモニクは、どこか元気がなかった。心配する社員たち。
ルカやミレナのお陰で元気を取り戻し、モニクは会社のみんなに自分の推察を話します。
・ハイパールーラソードが父ヴラド・ワロキエが使っていた剣であること。
・父が生きていた事。
・ヘイロンが母ブリュエットを殺害したことをです。
モニクに尾行がバレていたエルミも現れ、モニクの考えの推察の正しさを証明しました。
どうするべきか仲間たちと一緒に考えていくと心に決めました。
Quest8 剣を継ぐもの
ショウ社長の策でヘイロンを呼び寄せた社長たち。
ヘイロンに対峙するモニクたち。
ヴラドの娘とブリュエットの娘と聞き、ヘイロンはギラギラしながら襲い掛かってきます。
ヘイロン
「怒りと憎しみは命が持つ超越の力、選ばれた転移者であるのであれば、愛だのなんだのにうつつ抜かして、のうのうと生きている場合じゃねぇから、手伝ってやったんだ。」
そう放つと強大な気を力を放出し、全力で防御した社長たちに強烈なダメージを与え、戦闘不能に陥ります。そこに止めを刺しにきたヘイロンからモニクを守ったのは、ルカでした。
小さなルカの体が光り輝く。それを見たヘイロンは『神卿の神の….てめぇは一体何者だ?』
アザミノからハイパーソードを受け取り、ルカの不思議な力により、回復した仲間たちと共にヘイロンに再び対峙します。
アザミノの言葉に従い、ハイパールーラソードのリミッターを解除し、必殺のハイペリオン・キャリバーを放ち、ヘイロンを動けなくし、現場に現れたローズらと王国聖騎士のヴィオレッタたちがヘイロンを連行していきました。
モニクが、戦いの後に語ったこと。
ルカが助けてくれたときにわかったことがある。
自分の一番大切な事は、『母への復讐などではなく、仲間を守る事ということ。』
そんな想いにルーラソードが応えてくれたんだと思う。
お父様の、父ヴラド・ワロキエの剣は、….その想いが一番大切なんだって、教えてくれた。
ローズ、エルミ。私….お父さんに会いたい。そして、話をしたい。
次の話 第十章 ヴラド・ワロキエ①(Quest1~2)
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