ワグ・アイツ魔法学校
教国ユグドラシルにある魔法学校で、ここでは魔法士の養成だけでなく魔法に関する研究を目的とした研究機関でもあるため、マスタークラスの魔法士の多くが研究の傍ら教師として学生を教えている場所になります。
教師たち
マリア・ヤーデルード ☆4魔
ヒルダの姉であり、魔法研究のプロフェッショナル。我が強く、全てにおいて自らに絶対の自信を持つ。魔法学会に多くの研究論文を提出しており、数えきれないほどの功績を残す。
膨大な知識量と奇抜な魔法応用を持ち、魔法事典の10%は彼女が執筆したと言われている。
魔法士としても超一流であり、闇属性と召喚魔法においては随一。ちょっとイェリンに操られたりする。
アウロラ・ホード ☆3~4魔
魔科学-魔法と科学の融合。それは無謀でありながらも祟高な趣を
持つ難解な学問である。その荘厳さと限りない発想の海に魅了され
足を踏み入れようとする学者も少なからず存在するが、そのほとん
どが入り口を過ぎた辺りで挫折する。その魔科学の先駆者であり第
一人者であるアウロラ・ホード。彼女は学者としてひとつの大きな
成果を上げようとしていた。アウロラ理論。かつてないその脅威の
理論を実証する事で、彼女は学者として大きく飛躍することにな
る。が、同時にその身を大きな危険に晒す事にもなるのである。
ノーリーン・アシュリ ☆3聖
博士号を持つ頭脳明晰な聖職者。魔法の進歩と可能性を理論から追求し続けている。
研究のために自らを実験台にしており、その影響で魔力は非常に高い。
アウロラが研究している「魔法と科学の融合」には否定的だが、その頭脳には一目置いており、良きライバルであり、親友でもある。
クラーラ・イェイエル ☆3魔
魔法学園に通わず、独学で強力な魔力を身につけた魔法界の異端児。
常識に捕われない変幻自在なスタイルは、幾多の魔法士を過去へと追いやった。
クールな外見から怖がられがちだが、喋ると可愛い。純粋で仲間思いの性格。
上級魔法士を尊敬していて、彼女らの前に出ると緊張で喋れなくなる。
イェリン・ユーン ☆3魔(現在追放されている)
死者蘇生という禁忌を追求する公国魔術師。かつては魔法学校の称号持ちであった。
禁忌に手を染めたのは双子の姉を失ってすぐ。以来、彼女の精神は蝕まれ続けている。
研究のためなら自らを、そして他者を不幸にさせる事に何の躊躇も持たない。
得た報酬のすべてを研究資金に充てているため、生活はひどく質素である。
生徒たち
アン=マリー・エク ☆5魔
魔法学校において歴代最年少で最高位に到達した魔術師。歳若い上に輪をかけて童顔。
魔法にかけては所謂天才で、知識、理論、魔力のすべてにおいて最高位の力を誇る。
性格は明るく奔放。生粋のトラブルメイカーでもあるが、本人はそれを楽しんでいる。
人懐っこく、誰とでもすぐに打ち解けられる。また、極度の寂しがり屋でもある。
アンナリーナ・レーン ☆4魔
魔法が大好きという一念で、称号持ちまで上り詰めた努力の人。魔術師としてのプライドが非常に高く、魔法を軽んじる発言は誰であろうと許さない。
占い魔法にも長けており、魔法学校に所属する魔法研究家だが、本人は森の奥の家によく篭っている。
カレナ・ストレーム ☆4魔
膨大な魔力をその身に秘めし少女。本人はまだ自身の魔力に気付いていないが、識者達の間では公然の事実として知られている。現在は親元を離れて魔法学校に籍を置くが、その魔力故、事故が起こらないようアンナリーナが監視役として目を光らせている。
性格は明るく人懐っこい。年齢が年齢なだけに、まだまだ幼稚なところもあるが、魔法学校所属教師やアンナリーナの指導によって、精神面、技術面、共に成長してきているようだ。
エステル・ノルダール ☆4魔
魔法学校の学級委員長。魔法の才能に関しては、クラスはおろか、学校内でも郡を抜いて高い。特待生のカレナに異常なほどのライバル心を燃やすも、才能においてカレナに及ばないことは本人も自覚している。恰も才能だけで魔法を扱っているかのように振る舞うが、影では涙ぐましいほどの努力をしている。もちろんそれを表に出す事をよしとはしない。
プライドが高く我儘だが、決して傲慢というわけではない。相手を思いやる優しい気持ちを心に秘めている。
アリシア・アシェル
その才能ゆえ将来を嘱望される魔法学校の優等生。
独自の魔法理論による研究は完成を大いに期待されるも、気まぐれで寄り道三昧。
周囲の期待をよそに、魔法理論は一向に完成に向かう気配がない。
カワイイ女のコが大好きで、常にお触りの機会を狙っている。
ヒルダ・ヤーデルード
いつも日陰で魔術書を読んでいる魔法学校の生徒。
争い事は好まない平和主義者。
研究意欲が高く、研究に必要だと思ったらすぐにサンプルを採取する癖がある。
魔法研究家である姉を持ち、その性質はヒルダにも表れている。
ぬいぐるみが好きで、お気に入りはウサギのワーグナー。
フェリシア・ファルク
魔法学校の教師になることを夢見て、成長した自分を日々妄想している。
だが、見た目が子供っぽく、行動も幼稚なため、周囲の評価は真逆。
本人はその点についてまったく納得がいっていない。
上級生として下級生の面倒を見ようと心掛けるも、いつも失敗に終わる姿が涙ぐましい。
ティルダ・ブラード
魔法学校では筆記、実技共に試験の点数は低く、魔力も低い。
が、実戦は得意。状況に応じて周囲を利用し戦闘を優位に運ぶ、閃きの魔法士なのである。
ハプニング好きで、窮地すら楽しんでしまう先天性楽天的お祭り娘。
誰に対しても分け隔てなく屈託なく接することの出来る、愛される存在である。
ファンヌ・ステニウス
一見すると美少女だが、怪しい言動と行動が多い魔法学校の生徒。
「精神を乗っ取られ時折記憶がなくなる」「生まれ変わる以前の記憶が浸食を始めた」などと呟いてみたり、誰かから逃れるかのように身を潜めてみたりと、何かと怪しい。
この特徴がなければ、至って普通のカワイイ女のコである。
ロニヤ・エドヴァール
やる気が感じられないが、やる時はやる見習い魔法士。
引きこもり体質で、いつも欠伸ばかりしている。
本人は人との会話や外の空気が苦手と思い込んでいるが、実際は面倒くさがりなだけ。ただし、自分のせいで仲間に迷惑をかけるのは嫌。だからこそ、やるときはやるのである。
スヴェア・ヴァリ
ハキハキと素直な、見習い魔法士。素直で従順だが物言いははっきりしている。意外と運動神経は良く、頭もいい。魔法学校ではそれなりに優等生である。人を疑うことを知らない。疑いなさすぎてある意味怖い面もある。声が大きい人と荒っぽい人はちょっと苦手。
ドリス・レーン
魔法学校の筆記試験はいつも学年トップだが、実技試験はいつも赤点スレスレ。魔法の概念は人一倍理解していて、魔力も水準以上だが、壊滅的に不器用。極度のあがり症で、緊張が最大に達すると声がでなくなり、身体が動かなくなる。本人はそれを気に病んでいて、精神力を鍛えるように日々努力している。
コメント