英霊騎士「エレナ・アリオスト」の登場でリドの新たなストーリーも開放されました。
天才剣士と呼ばれていた彼女が、偽名「リド・クロムウェル」を名乗り、いま再び本名を語り始めたのか、背景を知ることでより親近感をもってプレイすることができると思います。
彼女のストーリーをまとめてみようと思います。
以下、本文では重要なネタバレを含みますのでご注意願います。
エレナ・アリオスト
リド・クロムウェルの本名は「エレナ・アリオスト」
エレナは騎士となり、歳若くして「天才騎士」「未来の英雄」と謳われ、公国においてその将来を約束されていた。性格は人見知りだけど優しく、剣を通じて後輩にアドバイスをしていたので後輩から尊敬されるような剣士でした。
運命の初陣
しかし華々しく名を上げるはずだった彼女の初陣は酷い結果に終わります。
戦闘中に敵の挑発に乗って前進した彼女は、大気中のエーテルがマナになって周囲に拡散した瞬間に発生した黒色火薬の大爆発に巻き込まれ、手足をもぎ取られる瀕死の重傷を負ってしまいます。
もう痛みさえ感じることができないほど死に近づいていたとき、戦場に現れたのは死体漁りにきた盗賊たちでした。
貴族であるエレナが身に着けている甲冑は高価なもので、その装備の価値に引き寄せられた盗賊たちはエレナがまだかすかに生きているにも関わらず、装備を剥ぎ取りにかかりました。
せめて尊厳を守りたかったが、抗う術はなく、舌を噛むこともできない。
命だけでなく、尊厳をも奪われながら死ぬ……
もし、やり直すことができるなら….
そう思っていたときに、エレナに奇跡が起こります。
空気が揺れ、空間がねじれ、裂けて、うねって・・・そして箱のような何かが現れた。
死にゆくエレナの前に現れたのは異世界から転移してきたエイダ・クロムウェルでした。
エイダ・クロムウェルとの出会い
エレナが目覚めたとき、彼女はこのときの怪我で右手、左腕、左足を失い、エイダによって体を義肢化され目覚めます。
その後、彼女はエレナの名を捨て、リド・クロムウェルと名乗り始めます。
名前の由来は瀕死の重傷を負った場所がリド平原であり、命を救ってくれたエイダ・クロムウェルの性を名乗っているためです。
リド・クロムウェルについて
リドとなったエレナは、公国式の貴族向けスタイルの剣技を義肢の動きにあわせてアレンジした戦い方で、戦闘状況にあわせて形状を可変する機械の剣とずばぬけた剣技のため凄まじい戦闘力を持ちました。
エイダがリドのために与えてくれた義手義足である魔導機関は非常に優れた科学技術で作られていて擬似神経回路により触覚もあります。左の義手は魔動器のように展開し、リドが生きていくために必要なマナエネルギー摂取することができます。
リドは命の恩人のエイダの研究を手伝うことになり、『クロムウェル研究所』のメンバーのひとりとして新たな生き方をはじめます。
ゲーム内の性能について 専用武器ディスラプター+3の攻撃では敵全体に200固定ダメージ(低確率スタン)を与えて、フィニッシュに4.9倍という高倍率の火属性の重い一撃で攻撃します。ファイターの特性である「当て身」と全体攻撃のスタン付与が同時発動して、複数の敵がスタンすることもあります。 |
アンソロジーコミックの中でのリド(エレナ)
コミックの中では、エレナ次代のリドが描かれているストーリーもあるようです。
8/26(土)よりかんぱに初のコミックアンソロジーが発売決定!
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イラストを担当されたGAN氏による描き下ろし漫画を一部ご紹介します!#かんぱに pic.twitter.com/wJVIcFbmXd— かんぱに☆ガールズ公式 (@kanpani_STAFF) 10. august 2017
円卓の騎士【十三位】エレナ・アリオスト
リドはその後、左腕右脚のサイボーグアタッチメントを生身型のアタッチメントに換装し、「エレナ・アリオスト」の名を取り戻します。
以前に比べてパワーではやや劣るものの、精密な騎士の動きを機械の超強力なパワーで再現できる点において飛躍的な進化を遂げたようです。
そして公国の円卓の騎士【十三位】を継ぎ、公国第13特科隊(魔導機関特科部隊:通称13隊)隊長に就任し、エレナ・アリオストとしての活動が始まります。
でも、その一方でクロムウェル研究所の活動の方では、今まで通りリド・クロムウェルを名乗っているようです。
エイダ・クロムウェルについて
エイダ・クロムウェルは転移者であり、リドの命の恩人です。
エイダは一定のエネルギーを循環させ、再利用することができる永久機関であるエネルギー技術『魔導機関』を実現させた博士だったようだが、このことでエイダ博士がいた世界は見えざる炎に包まれて滅びてしまったということです。
この魔導機関は、リドの義肢の中にゴーストユニットとして組み込まれており、純粋な魔力であるマナにより長時間の稼働を実現させているということでした。
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