北海道のヒグマ出没情報『ひぐまっぷ』で安全な北海道観光を期待

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ヒグマの出没情報をデータベース化して、自治体間で共有し迅速な対応につなげる道総研・道南地区野生生物室などが開発したシステム「ひぐまっぷ」の運用が2017年5月に道南地方を中心に始まりました。

バラバラだった情報を統合

現在、住民などから寄せられるヒグマの出没情報は地元の自治体が独自にまとめていて、自治体間で情報が共有されてきませんでした。新たなシステムは、情報を受けた自治体がヒグマが出没した日時や場所、足跡の有無などを入力すると、それがデータベース化され地図上に表示されます。この情報は、インターネットを使って見ることができ、自治体は出没情報を共有することで、住民への注意の呼びかけなど迅速な対応につなげることができます。

システムの開発に関わった道総研・道南地区野生生物室は、「ヒグマの出没情報を共有化することは、行政の対応だけでなくヒグマの生態の研究にも役立つので、今後は全道でのデータベース化を進めたい」と話しています。

北海道のヒグマ事情について

道外から来た友人に『ヒグマって本当に出るの?』とたまに真顔で聞かれることがありますが、なんと答えていいやら迷うことがあります。基本的に街中にいる限り遭遇することはありませんが、登山や山菜採り、渓流釣り、山間の道を車で行くなら、見かけたという人もかなり多く、遭遇しないとは言えないのが本音です。

北海道を避暑で訪れた場合には、北海道の自然を楽しむためにキャンプをする方も多いのですが、キャンプ場によってはヒグマ出没注意の看板があることがあります。こういう場所ではキャンプ利用者の出したゴミを目当てにヒグマが現れることもあるため注意した方がいいかもしれません。

北海道にずっと住んでいても野生のヒグマを見た事がない人の方が多いと思いますが、最近はエサを求めて山から下りてきてゴミをあさる新型のヒグマも出てきているようなので、ヒグマ出没地域では注意するに越したことがありません。

ヒグマとは?

オスの成獣で体長2.5~3.0メートル、体重は250~500kg程度に達する大型な熊です。メスは一回り小さく体長1.8~2.5m、体重は100~300kgほどになります。がっしりとした頑丈な体格を誇り、頭骨が大きく肩もコブのように盛り上がっている特徴があります。

ヒグマに遭遇した場合には?

画像:知床財団『もしも…出会ってしまったら!~ヒグマ対処法』より

クマに遭遇した場合の対処方法として、環境省の『クマに注意しよう』には以下のように書かれています。一部抜粋と引用をしています。

遠くにクマがいることに気がついたとき

落ち着いてその場から離れましょう。
クマをおどろかすので、大声を出したり、走って逃げるのはやめましょう。
写真をとるためフラッシュを使うのも止めましょう。

近くにクマがいることに気がついたとき

落ち着いてゆっくりとその場から離れましょう。その際、クマに背を向けずに、クマを見ながら、ゆっくり落ち着いて後退してください。

すぐ近くで出会ったとき

あわてた人の急な動作で驚いて、攻撃してくることがあるので、冷静に、あわてず、クマが立ち去ってからその場を離れましょう。
突発的におそわれたら、両腕で顔や頭をガードして、大ケガを避けましょう。

色々な書かれている事をまとめると、基本的にはクマから、落ち着いて離れることが大切で、写真などは危険なので撮影しないようにすることです。

また立ち去り方は、次の3点が重要となっていました。

  • 走らないこと、
  • 背中を向けないこと
  • 目をそらさないこと

ヒグマは逃げるものを追う性質があるため、追いかけてきてしまう可能性が高まります。ヒグマは時速60km/hほどで走ることができるようなので、ヒトは走って逃げられるものではないようです。

熊に背中を見せる行為は大変危険だと言われています。熊の進行方向から避けるようにして離れて移動し、距離が近い場合には目を離さないようにして行動する必要があります。

まとめ

北海道では、外国人観光客をはじめ、多くの方が観光に訪れる場所になっています。
函館市では新幹線の開通効果もあり、アクセスが向上し、平成28年度は昭和30年以降の統計上最高の観光客数を計上したようです。

大自然が重要な観光資源のひとつである北海道で、ヒグマに遭遇する事故が起きないように『ひぐまっぷ』のシステムにはとても期待しています。将来は携帯などの端末などを通じて、ヒグマが出没しやすい危険な場所がタイムリーで多くの方に伝達されるようなものになることを期待しています。

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