高齢者の事故と運転免許の問題について思った事

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高齢者が起こす交通事故について

高齢者の運転する自動車の事故がニュースなどで扱われており、免許の返納を求める動きなどがあるようです。自動車の運転免許には年齢制限がないため、一度取得した免許証は死ぬまで簡単な更新手続きで自動車を運転ができるのが実態にあります。

交通事故は加害者も被害者も不幸にする

高齢者の運転がする事故で若い命が奪われたり、高齢者自身が犠牲になるケースも多く、見ていて辛く感じることがあります。

長い間無事故で過ごしてきた高齢者が交通事故で加害者となり、それまでの生活を一変させ、最後の人生を償いながらまっとうしていくというのは悲しい人生の幕の閉じ方とも思えます。
また被害者にとっても運転能力が欠如し、注意力も判断力がない高齢者が運転した事故によって死傷した場合には悔やんでも悔やみきれない実態があると思います。

免許の更新制度の問題

自動車の免許の返納運動が一部で動き出す中で個人的に高齢者の免許問題について思うのは免許の更新制度の在り方だと思っています。

運転免許証というのは一定の年齢になれば支給されるものではなく、知識と技術を磨き試験に合格して初めて交付されるものです。

車を運転する技術がないもの、知識がないものには当然運転免許証は交付されません。
ですが技術や知識を失ってもいつまでも交付されたままの運転免許証というのは、少し疑問を感じます。

制度は少しづつ変わり高齢者の免許の更新には認知症の検査というものが加わりましたが、その試験内容は「今日は何曜日ですか?」「今日は何日ですか?」と言った幼児に対して質問するような内容のものであり、運転の技術を測るものとしてはかけ離れた内容になっています。

その質問に答えられたからという理由で、そのまま車の免許を更新するというのはかなり危険な状態を放置し、問題解決を先送りにしているだけのように感じられて残念です。

免許返納の特典について

高齢者が免許を返納した場合には、どのような特典が得られるのか?
実は免許返納後の特典に意味がなさすぎるというのが問題になっています。

  • 引越代金の割引き(10%程度)
  • レストランでの飲食費の割引(10%程度)
  • 定期預金の金利優遇(0.15%アップ)など

免許を返納して困るのは移動手段であって、フリーペーパーでばらまいているような特典が欲しい訳ではないのです。

タクシーに乗って買い物に行くのに往復でかかる2000円の経済的負担や荷物を運ぶのが大変という労働的負担を排除してあげない限り、高齢者にとっての自動車の必要性はなくならないと思います。

まとめ

最近は見かけなくなった移動式の食料品を販売する車両の普及やバスや電車の無料化など移動手段の負担軽減に魅力見せない限り、高齢者は無理をしてでも生活のために車に乗り続けてしまうと思います。

高齢者の人口に占める割合が増える中で、地方の過疎化も深刻になり、地域によっては高齢者にかなりの負担を強いて、無理をさせている場所があります。

利益がでない事業では民間は相手にしないので公共事業として改善していくことができないか行政にとても期待しています。

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