ヒアリがアリ塚を作る場所、ヒアリの巣や危険性などについて

スポンサーリンク

強い毒を持つ南米原産のヒアリは、地面をあるくスズメバチと呼ばれるほど危険なもので、ヒアリの持つ強い毒は刺されると呼吸困難などのショック症状を起こして死に至ることもあると言われています。

ヒアリ発見の経緯

日本でも2017年5月26日に神戸港に陸揚げされた中国広東省のコンテナの中で発見されてから、2017年6月16日にも、コンテナが5日間保管されていた神戸港のコンテナ置き場でもおよそ100匹が発見されています。

神戸市はヒアリが周辺に広がったおそれもあるとして、害虫駆除の専門業者とともに2017年6月19日にコンテナ置き場の周辺に捕獲用のトラップを設置するなど、調査を進めています。

トラップは粘着剤がついたプラスチック製の板で、市では新たに450か所に設置し、ヒアリがいないか確認することにしています。

2017年6月19日現在では、ヒアリは発見んされていますが、女王アリは発見されてはいないという事です。

ヒアリについて

画像出典:環境庁HP【ストップ ザ ヒアリ】

ヒアリの概要

外観は、赤いアリであり、お尻の先端には毒針がついています。
体長は2.5mm~6.0mm程度で大きさはまばらであり、性格は非常に攻撃的で狂暴です。

画像出典:環境庁HPより

毒針を刺すときは、何度も何度も突き刺してくるので、小さな針でも油断ができません。アメリカでは年間8万人が被害にあい、100人ほどの死者が出ているということです。

雑食であり、トカゲや樹液、花蜜などの食性があり、植物の根をかみ切りって作物に被害を与えたり、ペットや家畜がヒアリに襲われて死んでしまうこともあるようです。

ヒアリに刺されたときの症状

ヒアリの毒性はアルカロイド系で、スズメバチに匹敵する毒針を持ち、集団で襲いかかり、何度も刺してきます。

軽度の症状

刺された瞬間、火傷したような痛みを感じる事からヒアリと呼ばれていますが、激しい痛みとかゆみがあります。10時間ほどで膿がでてきます。

中度の症状

部分的、又は全身にかゆみを伴うじんましんが現れる。

重度の症状

呼吸困難、血圧低下、意識障害『アナフィラキシー』※の可能性が高い。


アナフィキラシーとは?

以下の症状が複数の臓器にわたり、全身性に急速にあらわれるのが、アナフィラキシーの特徴です。

皮膚の症状 ・・・じんましん、赤み、かゆみなど

呼吸器の症状・・・くしゃみ、せき、息苦しさなど

粘膜の症状 ・・・目のかゆみやむくみ、くちびるの腫れなど

消火器の症状・・・腹痛や嘔吐など」

循環器の症状・・・血圧低下など

特に、急激な血圧低下で意識を失うなどの「ショック症状」があるとかなり危険だと言われています。

対処方法

20~30分は安静にする。体調の変化に注意する。

これは毒針が刺さったまま残っている可能性があり、容体が急変するのが怖いためです。

容体が急変したら、病院を受診する。

症状は急激に進むため、近くの病院に行くのが良いようです。

ヒアリのいる場所

ヒアリの巣は大きなアリ塚を作り、その中にあります。
映像で見る限り、草地の中に不自然に剥げていたり、土が盛ってあるような場所を数cmほじると、数百匹にも及ぶかなりの数のヒアリが、凄い勢いで巣から出てくるため、たいへん危険なものです。

以下:環境庁ホームページストップ ザ ヒアリ』より引用

アリ塚を作る場所

土で作られるヒアリのアリ塚が多く見られる場所

  • 農耕地
  • 公園
  • 解放的な草地
  • 裸地

ヒアリのエサが花蜜や樹液、トカゲなどのため、そういうものがありそうな場所には注意が必要です。巣の内部は迷宮状にたくさんの巣部屋があり、このアリ塚から四方に向けてトンネルが伸びています。
働きアリは、このトンネルを通って出ていきます。

初期のアリ塚

中程度のアリ塚

大きく発達したアリ塚

草地に不自然な土の塊のようなものがあった場合には、アリ塚の可能性があります。

ヒアリのアリ塚の大きさ

大きさ:25~60cm(直径)、高さ:15~50cm

ドーム状であり、最大で高さ90cm、深さ180cmに達する。

見た目は草地に人工的に土を盛ったようにも見えます。

アリ塚は、ちょっとした土の盛り上がりに見えるので、子供がうっかり手で触らないように注意させる必要があります。

ヒアリの巣には1万匹のコロニーを作る事があり、その中には女王アリが10匹ほどいることがあります。1日2000~3000個の卵を産み、繁殖能力はかなり高いものと言えます。

ヒアリの駆除について

ヒアリのアリ塚を見つけた場合の駆除方法

1.熱湯をかける

熱湯を注ぐと周辺にいるアリを駆除することができます。
しかしアリ塚内部にいるヒアリには効果がなく、駆除できません。

2.液剤をまく

個人レベルでは非現実的な駆除方法です。アリの巣に直接液剤を散布する方法で、専門業者による高圧散布が効果的と言われています。
時間的余裕があるなら、公的機関に報告し、対応してもらう事がいいと思います。

3.ベイト剤をまく

『アリの巣コロリ』などのアリにとっての毒をまきます。
時間がかかりますが、巣のアリを全滅させることが期待できます。

日本での対策について

神戸市みなと総局海岸防災課の青位宙係長は「ヒアリが広がっていないか、チェックして、市民の安全を確保したい。見つけた場合、すぐに連絡してほしい」と話していました。

近くの幼稚園で砂場利用を中止し、靴履かせる対策もとっているということです。

専門家「全国的な対策が必要」

ヒアリなどの外来生物に詳しい国立環境研究所生物・生態系環境研究センターの五箇公一室長は「ヒアリは公園の芝生や砂場など人間が生活している環境に入り込んで増えやすいうえ、毒を持っているリスクの高い外来種だ。

神戸で起きたことは、名古屋や横浜などほかの港でもおきる可能性があるので、こうした場所でもリスク管理が求められている。ヒアリの危険性について注意喚起し、行政が一体となって侵入、拡大を防いでいくことが重要だ」と話しています。

ヒアリの発見報告は、こちら

連絡先環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8344
室長 曽宮 和夫
室長補佐 八元 綾
担当 若松 佳紀

近畿地方環境事務所 野生生物課
代表 06-4792-0700
直通 06-4792-0706
課長 鑪 雅哉
課長補佐 深田 富士雄

参考記事:

関西のニュースをはじめ、政治・経済・社会・国際・スポーツ・芸能など全国の最新ニュース、気象警報・注意報、災害情報をお伝えする読売テレビのニュースサイトです。
<神戸市同時発表>  5月26日に兵庫県尼崎市において国内で初めてヒアリが確認さ...

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする