純金積立って、どうなの? ~国の政策と注意点について

スポンサーリンク

純金積立のCMも見かけるようになり、預金していても利息に期待できない現在では、様々な資産運用が試されている面白い時代になったと思います。

純金積立って儲かるのか!?

国の政策と併せて考えてみたいと思います。

短期的な金の先物取引と考えるのは危険

アナリストの分析や過去の金価格の変動などを真剣に学び、先物取引として金の売買を考えるのでなく、物価の上昇で金の価値が上がっていくと考えた方が期待できます。

日本はインフレになるように政策が行われていますが、もしもインフレになったら何が起こり、誰が得して、誰が損をするのかについて考えてみたいと思います。

インフレ時代の勝ち組と負け組

インフレが起きた場合に誰が得して、誰が損をするのかをちょっと極端な事例で考えます。

前提条件

所得2倍、物価2倍

所得が20万円の人の給料が2倍の40万円になる。

あらゆる物価が2倍になる。

物価の上昇に給与もついてくるようなケースです。

家計はつらいでしょうか?

変わらないですよね? 基本的には・・・

誰が得するでしょう?

借金を返す人が得をします。

20万円の借金をした人は、所得が2倍になっても返済額は20万円のままです。
そうなると借金返済の負担は、いまの半分の負担で済んでしまうことになります。

損する人は誰ですか?

(1)お金を貸す人が損をします。

物価が上昇してようが貸した金額しか戻ってきません。金利も上限が決まっているのでカバーするのは大変なものになります。

(2)貯金している人が損をします。

物価が2倍になると価値は半分になってしまいます。銀行に預けていても利息は、ほとんど増えません。

質問3 物価が上昇すると価値が一緒に上がるものは何ですか?

(1)土地や金、絵画など

基本的に時間の経過で経年劣化や摩耗しないものが価値が物価に連動します。

(2)建物や車

クラシックカーなどを除き、物価の上昇にある程度連動して価値が上昇しますが、経年劣化による価値低下も考えられます。

『インフレの勝ち組と負け組』のまとめ

インフレが起きると貯金している人が損失し、借金している人が有利になります。
物価上昇が続き、ゆるやかにインフレしているのであれば現金のまま保有していることにリスクがあるのです。

インフレが起きる事で、生じる影響

日本は国債の返済が楽になる。

物価が上昇すると額面上の税収が増えることになり、莫大な借金の返済が楽になります。
物価上昇と平均所得が連動して上がっている限り、国民に大きな負担を強いることなく税収の額面をアップさせることができて、それだけ国の返済の負担は軽減されます。

現在、国の借金は日本経済新聞の情報では2016年度で、1066兆円になります。
国民一人あたり1000万円ほどの借金になっているので、まともにやっては、正直返済しきれるものではありません。打てる手はうってくるような気がします。

損失を被るのは、お金持ちの預金者ほど大きい。

仮に所得が2%上がって、物価が2%上昇した場合、預金はどのくらい目減りするかというと1.96%ほど減少します。利息は定期預金でも2%もつかないため、確実に損失を生み出しますので、お金持ちほど損失を被ることになります。

資産運用とリスクヘッジ

物価上昇で預金を中心とする資産価値の目減りをカバーするために、資産を運用する必要性が出てきますが、換金性の低い資産の運用だけでは別なリスクが生じます。

そこで物価に影響されにくく換金性の高い貴金属の購入は意外と有効だったりします。
金を購入される方が増えてきているので、金の価値が上がってきていますが、慌てて購入する必要のものでもないため、先物取引として売買益を狙うには少し危険な印象を受けます。

金の積立って結局どうなの?

余剰資金を30年くらいかけて積立預金する方であればおすすめです。

ですが投資目的で純金積立をするのであれば、避けた方が良いような気もしています。
手数料も安くはないため、慎重な対応が必要だと思っています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする