借入金の返済のための新規の借入金について、うまくいかない場合の対応策には、おまとめローンがおすすめ

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消費者金融や銀行のローンなどの返済のために、新規で借りようとして審査で落ちてしまう事があります。

複数のローン会社から借入をしている多重債務者の場合には、”総量規制という法律”に抵触し、年収制限にひっかかることで審査が通らない事が多いようです。

そこで『借入金の返済のための新規で借入』をする場合には、利用者にとって非常に有利になる可能性のある”おまとめローン”がおすすめです。

おまとめローンは、借換えという扱いになるため、総量規制の対象外になり、バラバラな返済日も統一され、資金の管理が非常に楽になるだけでなく、金利も軽減される可能性があります。

利用者にメリットの多い”おまとめローン”ですが、残念ながら利用者によっては逆に損をしてしまうケースもあるため、注意点についてもご紹介していきます。

ご自身にあったベストな借入金を利用する事が大切です。

おまとめローンの概要について

おまとめローンとは?

おまとめローンとは、多重債務者に対して複数の債務を一本化し、金利と毎月の返済の負担を軽減してくれる商品になります。

借りている先は、何社あっても大丈夫です。

近年、急激に利用者が増えている”おまとめローン”ですが、利用者の言葉を借りると『返済日がひとつになるのは精神的に楽になる。』というのも多いようです。

3社から200万円の借入をしている場合の具体例

A社から50万円の借金 金利15%
B社から70万円の借金 金利18%
C社から80万円の借金 金利18%

おまとめるローンを利用すると・・・

D社から200万円の借金 金利14%

となり、今後はD社にのみ返済すれば良いことになります。

おまとめローンの背景

2010年に改正貸金業法の施行により総量規制というものができました。

総量規制とは、利用者の借りすぎによる生活破綻から守るための法律で、消費者金融から借入できる総額は年収の3分の1までと制限するものです。

この規制のために、複数社から債務があって、やむを得ずに返済のために新規で借入をしようとしても総量規制の年収制限などにひっかかり、ローンの審査が通らなくなるといった人が増えてしまいました。

こういった方々を救済するために生まれた商品が『おまとめローン』になります。

おまとめローンは、商品内容が消費者にとって有利な”借換え”と考えられ、総量規制の対象外の貸付として取り扱われるため、多重債務者にいる”返済のための借入”を行う場合には非常にメリットある借入を行うことができます。

おまとめローンの具体的商品について

有名な”おまとめローン”についてご紹介します。

おまとめローンでは、借換えとなるので一般的に100万円以上になることが多いです。

そのため金利の上限については、利息制限法で『100万円以上の借入については上限金利は15.0%』と定められているので、実質的には15.0%より下がることになります。

金利については、低いものほど審査が厳しくなる傾向にあります。

おまとめローンで金利が安くなる理由

利息制限法では、利息の上限を契約額で決めています。

元本が10万円未満の場合 ・・・20%
元本が10万円以上、100万円未満の場合 ・・・18%
元本が100万円以上の場合 ・・・15%

つまり、キャッシングで多い100万円以下の場合には18%近い金利になる事が多いのですが、まとめることで契約額が100万円を超えるため、利息の上限が強制的に15%以下となります。

また複数社に分かれていた事により、各種かかっていた手数料も、一社のみとなり、余計なコストが抑えることにつながります。

おまとめローンを利用すると損をしてしまうケース

借入金の利息の変化には注意

消費者金融では、15~18%前後で借りている事が多いため、おまとめローンを利用することで金利が14~15%になり、金利が安くなります。

ですが、金利がそれほど高くないショッピングローンやリボ払いでの金利は10~15%となっているものがあるため、これらを”おまとめローン”にする場合によっては金利面で負担増になる可能性はあります。

借換えする前に借換え前後で利息がどう変化するのかをチェックすると良いと思います。

金利が下がっても支払総額が増えることがあります。

借入金返済の支払総額は、利率だけでなく期間や元本の減り方にも影響します。

具体的には、今まで毎月2万円の元本返済していたものが、毎月1万円に減額された場合には、完済までの期間が延びるため、支払総額は増える事になります。

具体例

2社から12万円づつ、金利18%で借入していたのを、おまとめローンで15%の金利で、毎月1万円づつ返済した場合
※金利計算は、わかりやすくするため簡略化しています。

借換前

元本返済額 12万円×2社=240,000円
金利 24万円×18%=43,200円
完済前までの支払総額 283,200円

借換後

元本支払総額 240,000円
利息(初年度)36,000円
利息(2年目)18,000円

完済までの支払総額 294,000円

完済するまでの期間が延びるため、毎年の金利は安くなりますが長期間利息を支払う事になるため、支払総額が増えてしまうというケースです。

元本の減額は早いほど支払総額が減る傾向にあるため、借換え時には、無理なく払える範囲で元本は最大にするのが良いと思われます。

このケースの場合には、支払いの負担が軽減されるというメリットがあるため、一概にダメなものとは言えませんが、金利が下がって支払総額が増えてしまう具体例として紹介します。

 おまとめローンの注意点

満額回答がでない事もある。

最大融資額が500万円とされている会社であっても、融資できる限度額は審査によって決まるため、状況によっては全部の借り換えができない事もあります。

その場合には、借換えする債務を選択する必要がありますが、元本の小さな契約や金利の高い債務から優先して借換えする事をお勧めします。

債務が小さいのを片付けてしまうと管理がとても楽になりますし、金利が高いものを返済してしまえば支払総額が下がるためです。

詐欺にあうケース

おまとめローンの審査がうまく通らず、色々な会社に相談していると、好条件で審査が通ることがあります。

金利や融資可能額が大きい分、高い保証料がかかるという話をされて高額な保証料を支払うと、その後連絡が取れなくなるといった詐欺です。

こういった業者は、広告は非常に綺麗であって有名な消費者金融と似た会社名などを名乗っているため、非常に騙されやすいです。

融資前に補償料を先に支払わせるような話をしてきた場合には、疑うようにした方がいいです。

おまとめローンの審査が通らず、支払が苦しい状態の場合の対応

既に延滞等を重ねてブラックリストに名前が乗っていてたり、おまとめローンの審査が通らず、また総量規制の年収制限により新規の借入を起こせない状態の場合には、それ以上無理な借入をしようとすると、闇金に手を出してしまう事もあります。

この場合には、無理なく毎月返済できる金額を自分自身で把握します。

そして返済する意思があるものの、約定通り払えない場合には、次のように相談をしてみることが大切だと思います。

※何もせずに支払わなかったり、連絡を無視していては相手は法的手段を取ることも考えられます。

債権者に相談する場合

支払いが厳しいため、『支払期限の延長』や『毎月の返済額の減額』をお願いすることもあると思います。この場合のアドバイスとしては、支払可能額をきちんと提示することです。

具体例

× 『3か月後にならお金が入るため、それまで待って欲しい』というのはNGです。

〇 『毎月3,000円の元本と金利を支払うので、残りは3か月に入金があったら残額支払いたい』とお願いしてみてください。

3か月後に支払うという目的は一緒でも、それまでの支払いをゼロにする事は、まず相手に通りません。
担当者も上司を説得する材料が必要であるため、3か月後に本当に支払うかどうかわからない相手に無条件で待つことができないのです。

そこで3か月後に本当に相手が返せるかどうかはわからないけど、待ったとしても待っている期間に新たに生じた金利についての支払いを受け、3000円づつとはいえ元本が確実に減るのであれば、破産などされるより、待ってあげる方が良いのではないかと上司と交渉できるようになるのです。

このパターンは、支払期限を延長を狙う時の王道なので、色々応用ができると思います。

弁護士に相談する場合

債権者に相手にされず、または厳しい条件を突き付けられ、とても応じることができない場合には、弁護士に相談することが大切です。

債権者と違い、債務者は借入返済についてはプロではないため、担当者によっては、かなり厳しい対応をされることがあります。

お互い法律に従って対応を協議していく場面において、債権者と債務者の知識の差は大きく、もともと立場の弱い債務者は理不尽な条件を飲まされることもあります。

弁護士事務所によっては、初回の相談料が無料という場所も多いので、どういう方向で進むべきかを相談するだけでも気持ちは楽になると思います。

ここで注意して欲しいのは、弁護士なら誰でも良い訳ではなく、専門の弁護士に相談するという事です。

医師に眼科や内科があるように、専門外のところにいってもそれなりに対応してくれますが適切な回答になっていない事もあります。

借金を返済しようと頑張っている方は、非常に責任感が強くて素敵だと思います。
でも、理不尽な要求を簡単に受け入れるのは、素敵ではないかもしれません。

大切にしたい事がなんなのか一歩下がってみて、全てを守れないなら、守るべきものを選択し、それに力を注いでほしいと思っています。

弁護士と相談した結果、道が開けていくことを願っています。

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