痛風の発生場所について
痛風の発生場所は、その多くは足で発症し、特に親指の付け根付近に発生する事多く、ここだけで全体の7割を占めているようです。
痛風の痛みは皮膚の表層ではなく深い場所で、釘が貫通して中に残ったものがギリギリ動いているような痛みで、痛みのピーク時には空気の流れを感じるだけで激痛が走ります。
何度か痛みに耐え、治療せずに放置している場合には再発場所がどんどん広がる傾向にあり、足の色んな場所で痛風発作を起こすだけでなく、膝や手など色んな関節で痛みが生じるようになります。
足周辺の発生場所について
親指の付け根
親指の付け根より少し内側に激痛発生ポイントがありますが、ここは一か所とは限りません。
私が経験したときは、足の親指の付け根という括りにはなりますが、2か所同時に発生していて微妙にずれてて、1cmほど離れた2か所で同時に痛風発作が起きました。
注射をうち一か所の痛みが消えかかったとき、2か所目に気づきましたが、それまでは比較的広範囲に渡って痛みが出てるなというだけの印象です。
注射を2回することができないため、注射の効果が及ばなかった方の痛みはそのまま残る感じです。
足の甲
激しく動く場所でない分、比較的ラッキーなのかもしれませんが、体重をかけたりする動作は気絶しそうになります。
歩くことは本当に大変な場所で靴を履くのが辛くて、右足であれば車の運転は控えた方が良いと思います。
比較的表層での痛みが多く、腫れあがるため医師に発作ポイントを説明するのは楽かもしれません。
アキレス健
私はアキレス健に痛風発作が起きたことはありませんが、ここに発症するのが一番キツイと言われています。
体重がかかると必ず負荷がかかる場所であり、ほとんど場合、激痛で歩けないし、立っているだけでもかなり辛く、最悪の場所といわれています。
くるぶし
くるぶしに痛風発作が起きたときも、かなり辛いです。
痛風発作だけでもかなりキツイのに、くるぶしにできあがると足先の角度を変えただけでも目から星が出るほど痛く、椅子に座っているのも辛いのです。
足首の関節
足の関節の場合には、痛風より違う病気が疑われることが多いようです。
ですが、ここにも痛風は起きる可能性があります。「捻挫などでひねったかな?」と思うのが最初の印象らしいです。
しかしアキレス、くるぶし、足首の関節に痛風が出た場合は、他の場所と違い歩行に必要な部位であるため、最初我慢していてもほとんど場合、歩けなくなってしまうようです。
足以外の発生場所について
痛風は膝や手の関節、手首、指に起こることがあります。
この場所は、初めての痛風で起こることは極めて稀で、手首等に痛風発作を起こす人はだいたい事前に痛風を発症済みであったりすることが多いです。
手や腕に発症した痛風は、機敏に動き回れるため、痛風の辛さは足に比べると楽です。
「突き指」したてみたいな感じです。
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