痛風とよく似た病気 「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」

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蜂窩織炎(蜂巣炎)とはどんな病気か

蜂窩織炎は、主に膝下の皮膚の深いところから皮下脂肪組織にかけて、炎症を起こす化膿性の細菌感染症です。

傷口などから入り込んだ細菌の感染が、皮膚の深いところで広がり、細胞間質を広範囲に融解しながら細胞自体を壊死分解させる進展性の可能性炎症です。

初期の症状が軽く見えるだけに放置する人が非常に多く、結果重症化するケースがあります。

蜂窩織炎を治療せずに放置すると、細胞壊死が広がり、壊死性筋膜炎や菌血症を引き起こす、命に関わる大変危険な病気です。

「蜂窩」とはハチの巣のことで、顕微鏡標本上に見える好中球をハチの幼虫、融解し切らずに残っている間質を巣の仕切りに見えるのが名の由来だそうです。

蜂窩織炎の症状

最初はかゆみから始まり、虫に刺されたような傷でも数時間後には、かゆみの場所を中心に一気に腫れ広がります。

そして広範囲に赤く硬くなって腫れ、熱感と痛みを持ちます。

熱が出て悪寒・頭痛や関節痛を伴うこともあります。

また皮膚が膿でぶよぶよしてきて、皮膚が破れて膿や壊死した皮膚組織が流れ出て、深い潰瘍ができることもあります。

その後感染箇所が悪化すると、広範囲に組織壊死を生じ、壊死性筋膜炎や菌血症を引き起こし、生命に危険をもたらします。

原因は何か

蜂窩織炎は免疫や抵抗力が弱っているときに、毛穴や汗腺、傷口などから細菌が入り込み、皮下組織の深い部分にまで侵入して発症します。

子宮がんや乳がんなどの術後に多くみられるリンパ浮腫の合併症としても知られています。

主に膝下から発症し、虫さされなどの傷以外では水虫の傷によって、この病気に感染する人もいるようです。

治療の方法

蜂窩織炎の治療は、抗生物質の投与で、通常は2週間前後で軽快します。

赤く熱感のある部位は安静にして冷やします。

抗生物質で改善がなく、病巣部が進行する症例では壊死性筋膜炎を疑い、直ちに手術を含めた適切な処置をしなくてはならず、炎症が重度の場合は入院適応となり、全身管理の上、原因菌に合わせた抗生物質を点滴で使用します。

治療方法については個人レベルで行えるものではないため基本的に医師の診断に従って治療していくことになります。病院は、皮膚科になります。

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