痛風の合併症「尿路結石」

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痛風を引き起こす尿酸は「尿路結石」の主成分の一つで結晶化して結石を作ります。

痛風によって尿酸を多量に含んだ尿が頻繁に膀胱に蓄積されることが原因となっているのです。

尿路結石とは

腎臓の重要な働きのひとつに、尿を作って老廃物を排出することがあります。

この尿の中にあるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウム、尿酸などが何かの原因でうまく排出できず、結石の核となるものが形成され、その後、腎臓内である程度大きくなり、石のようなものになったものを結石と言います。

結石がある場所によって名称は異なりますが、これら全ては尿路結石と言われます。

  • 腎結石・・・・腎臓内でできた結石
  • 尿管結石・・・腎臓を出て尿管へ移動したもの
  • 膀胱結石・・・更に膀胱まで移動したもの
  • 尿道結石・・・膀胱を出て尿道まで移動したもの

「尿路結石」の7割程度は自然に排出されるようですが、結石の大きさ等によっては手術も必要になることもあるため注意が必要です。

尿路結石の原因は、カルシウム結石が全体の80%を占めていて、尿酸が結晶化して尿路結石になるのは全体の5%程度だとされています。

生涯疾患率は、男性の約15%、女性の6.8%と男性に多い病気といえます。

尿路結石の症状は、背中や側腹部に激しい痛みを感じるもので、ほかにも頻尿、残尿感などの膀胱炎のような症状があります。

治療法

痛みを感じる尿管結石でも、結石の長径が5ミリ以下では自然に排泄する可能性が高いとされています。しかし閉塞や感染によって腎機能が障害されている場合の緊急性が高いものについて手術が行われます。

主な手術の種類

体外衝撃波砕石術

結石に衝撃波エネルギーを照射して砕き、尿中に排出させる手術。副作用や痛みが少なく、麻酔なしの日帰り治療が可能で患者の体への負担が軽減された手術です。

経尿道的腎尿管砕石術

内視鏡を用いたレーザー手術で尿の流れとは逆向きに内視鏡を入れて、結石を取ったり、レーザーで砕きます。

経皮的腎砕石術

尿管を通らないほどの大きな結石の場合は、皮膚から腎臓のほうに内視鏡を挿入し、結石を砕いて採取する手術です。

 再発しやすい尿路結石

 尿路結石は、原因となっている病気を治療しないと何度も尿路結石を再発させてしまう可能性があります。

痛風も、ひとつの原因になりえますので、再発を何度も繰り返す方は、原因となっている病気を調べたりする事も必要です。

また細菌が原因となっている事もあり、一部の細菌は尿素を分解すると尿がアルカリ性になり、リン酸マグネシウムアンモニウム結石ができやすくなります。

細菌は結石の中にいるため、結石を除去しなければ、どんどん増えていきますので結石の原因に細菌がかかわっていないか知っておくことも大切です。

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