痛風の基本的な治療の流れ ~痛みを止めて、尿酸値を降下させる

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痛風の治療方法

痛風の治療は、「痛みを止めるための治療」「体内の尿酸値を下げるための治療」の2つの段階があります。

痛風発症直後は両方の治療を同時に行うことはできず、まずは痛風の激痛を抑えるための「痛みを止めるため治療」を行います。

その後、一週間ほど様子をみて、痛風の痛みが完全に消えた段階で、次のステップである「体内の尿酸値を下げるための治療」を行い、痛風が今後発症しないように体に残る原因を取り除くための治療がはじまります。

「痛みを止めるための治療」

痛風発作が激痛レベルの場合には、患部に注射を打つことで劇的に痛みが和らぎ、歩けなかった人も歩けるようになります。

しかし、病院の注射でも痛風の痛みが完全に消える訳ではなく、あくまで激痛が緩和され、靴下や靴などをなんとか履ける程度までの回復までです。

その後は湿布や痛み止めにより、完全に痛みが消えるまで7~10日ほど耐えしのぎます。

痛風の激痛を緩和するための「痛み止めの薬」について

痛みが完全に消えてしまえば、次の治療ステップである「体内の尿酸値を下げるための治療」に移り、痛風発作の原因除去の治療を行います。

痛みが消える前に次のステップに移ると、痛みがぶり返したり、痛みが消えるまでの期間が長期化してしまいますので注意が必要です。

痛風発作中に尿酸値をさげる薬を使わない理由

「体内の尿酸値を下げるための治療」

次の治療は、痛風の原因である尿酸塩結晶を血液に溶かしこみ、除去するためのものです。

そのためには、飽和してしまっている尿酸値を下げる必要がありますが、下げるためには尿酸の生成を抑えるか、体外への排出を促すかの方法を取ることになります。

痛風の原因となる高尿酸血症とは?

治療方法

尿酸値を下げる治療の基本は食事療法を中心に行います。

また尿酸値が非常に高い場合(9.0mg以上)や、すぐに尿酸を下げる必要があると医師が判断したときは尿酸降下薬が処方される事があります。

尿酸降下薬」について ~尿酸値を下げるための痛風薬

高尿酸血症の原因

高尿酸血症の原因は、尿酸を生成しすぎたり、十分な排出ができていない遺伝的な体質が原因だったり、暴飲暴食、生活習慣など様々な原因があります。

そのため、医師とよく相談して高尿酸血症の原因にあった治療を行う必要があります。

どのケースでも次の方法は効果があります。

  1. 積極的に水分(ミネラルウォーターやお茶など)を摂取すること。
  2. アルコールやジュースを飲まないこと。
  3. プリン体の少ない食事にし、過食・偏食を避ける。
  4. 朝・昼・晩と規則正しい食生活を行う。
  5. 低脂肪牛乳を毎日コップ一杯飲む

痛風の完治までの流れ

痛風発作は血管内にこびりついた尿酸塩の結晶が剥がれ落ちたときに白血球が攻撃することが原因で炎症がはじまります。

痛風が起きる原因について ~尿酸塩結晶と白血球の戦い

そのため尿酸塩の結晶が剥がれ落ちないように慎重に6.0mg/dLまで尿酸値を下げ、飽和状態を解消し、尿酸塩が血液に溶け込める環境を作ります。

薬を飲んでいるのに起きる痛風発作の対処法

そして尿酸塩の結晶を血液に溶かし込んでいくのですが、同時に肥満解消や生活習慣の改善などを行っていきます。医師は尿酸値の数値を見ながら、薬の調整を行い、徐々に薬の量を減らしていき、最終的には薬を使わなくても尿酸値が6.0mg以下になるようにします。

尿酸値を6.0mg以下で安定させることで、尿酸塩結晶は血液に溶け込んでいきますが、尿酸は血液に非常にとけにくいものであり、通常尿酸塩結晶が完全に溶け込むには1~2年かかると言われています。

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