痛風患者が納豆を食べてはダメな理由とは?

痛風患者は納豆を食べるのは良くないと言われています。

でも、これは間違っている訳ではありませんが、ちょっとオーバーな印象です。

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痛風患者が納豆を食べてはダメな理由

昔の痛風治療はプリン体を制限する方法だった。

納豆にはプリン体が多い

痛風が発症する理由には、体の中で「尿酸」が結晶化して関節に溜まることで引き起こされますが、この尿酸の材料となるのがプリン体と言われています。

そのため痛風治療においてプリン体を多く含む食品を食べない事が有効な治療方針として考えられてきました。納豆は100g当たりに含まれるプリン体が113mgとなっており、牛肉や豚肉の70~90mgと比べ多いと考えられていたことが理由のようです。

実は食べ物はあまり関係なかったという事実

ヒトの体の中にあるプリン体のうち、食べ物による影響は全体の20%程度であり、大部分は細胞の新陳代謝やエネルギーを消費したときに生み出されるという事が明らかにされました。

つまり現在の医療の考え方では、プリン体の多い食べ物をどんなに頑張って食べないように我慢しても、あまり効果がないと考えられています。

  • これは食べ物が摂取されるプリン体から生成される尿酸が全体の20%ほどであること
  • ほかの食べ物にもプリン体は含まれていて、ほとんど差が生まれない事

プリン体の摂取の問題は過食が原因

食べ物から摂取されるプリン体を極端に制限しても解決にはなりませんが、食べ過ぎるのは痛風の原因になります。

20%しか影響しないとしても食べたいだけ食べていると体には蓄積していってしまいます。

つまり、食べ物は普通に食べて大丈夫だけど、食べ過ぎるのは良くないということなのです。

痛風患者の食生活

神経質になる必要はない

プリン体は、細胞の遺伝子(核酸)に含まれているものなので、動物、植物のいずれにも大なり小なり含まれています。そのため納豆に限らず、豆類や肉、魚、野菜、海藻など、ほぼあらゆる食品に含まれていて、プリン体をゼロにすると何も食べられなくなってしまいます。

そのため食べ物に関していうとそれほど神経質になる必要はないと思います。

厚生労働省の指針では1日400mg程度の食事であれば、プリン体を摂取しても良いとされております。ですが一番大切なのは、プリン体の量よりもバランスの良い食生活や、適正なカロリーを気にする方がはるかに健康に良いと思います。

食べてはいけないもの

プリン体の摂取量を気にする必要はないのですが、それでも極端にプリン体が多く含まれているものは、避けた方が良いです。

具体的にいうと

白子 :イサキ白子(305.5mg)
レバー:鶏レバー(312.2mg)豚レバー(284.8mg)、牛レバー(219.8mg)
エビ :大正エビ(273.2mg)

これらは別格なプリン体含有量なので、できれば避けた方が良いと思います。

納豆はプリン体そんなに多い?

最初の問題に戻りますが、納豆は100g当たり113mgほどプリン体が含まれているということですが、1パック当たりは50gなので、一食当たりに納豆に含まれるプリン体は56.5mgになります。

一日の目標値が400mgなので、私は何杯もおかわりするのでないなら、別に食べても良いのではないかと思っています。

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