「尿酸降下薬」について ~尿酸値を下げるための痛風薬

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尿酸降下薬について

痛風の薬の種類について

痛風の根本治療を行うためには、血液中の尿酸値を下げることになりますが、その薬は2種類に分類することができます。

(1)尿酸産生抑制剤・・・尿酸を作り出すのを抑える目的

(2)尿酸排泄促進剤・・・尿酸の排出を促進させるのが目的

これらの薬は高尿酸血症になった原因によって使い分けられていくことになります。

高尿酸血症の原因について

高尿酸血症になった原因である尿酸のたまり方で、痛風患者を次の3つに分類します。

(1)尿酸産生過剰型(全体の約15%)

尿酸を体内に作り過ぎてしまうタイプ

(2)尿酸排出低下型(全体の約55%)

尿酸の排出がうまくいかないタイプ

(3)混合型(全体の約30%)

尿酸を作り過ぎて、排出もうまくいかないタイプ。

痛風発作が起きたときに、痛風患者が尿酸産生過剰型なのか、尿酸排泄低下型なのかを見極めて治療を受けていくことになります。

このタイプの3つのタイプの判別は、痛風クリアランス検査を受ける事で高尿酸血症になった原因を突き止めますが、現実的には、ほとんど検査を行わず、薬が処方されることも多く、薬が合わない事もあるようです。

薬が合わない場合のリスクについて

尿酸産生過剰タイプの痛風患者に対して、尿酸産生抑制剤を投与する必要があるのですが、そうではない尿酸排泄促進剤を投与すると尿中の尿酸排泄量がさらに増加し尿路結石ができてしまう可能性があります。

また尿酸排泄低下型の患者には、尿酸排泄促進剤を投与する必要があるのですが、尿酸産生抑制剤であるアロブリノールを服用するとアロブリノールの悪玉の代謝産物オキシプリノールが血中に貯まりやすく、思わぬ副作用を起こすことがあります。

そのため、尿酸がたまる原因を見極め適切な薬を使用することが望まれるのです。

尿酸産生抑制薬について

尿酸が必要以上に生成されてしまうタイプのヒトに使用する薬です。

成分名:アロプリノール

■服用方法

一日に数回(2~3回)服用が必要。

■特徴

腎臓が弱い方は使用できない。

■商品名

ザイロック錠、アロシトロール、サロベール錠、リボール錠、リボール細粒、アンジーフ、アデノック錠、タカナルミン錠、ノイファン錠、プロデック錠、アノプロリン錠、マサトン錠など

成分名:フェブキスタット

■服用方法

1日一回の服用でいい飲めば良い。

■特徴

軽度の腎臓障害なら使用できるとされてます。尿酸降下作用は高く強い薬になりますが、フェブリク錠は新薬であるため薬価が高めであり、国内正規品のジェネリックもまだないため高価な薬となります。

■商品名

フェブリク錠

尿酸排出促進剤

尿酸の排出がうまくいかず体内に尿酸がたまるタイプのヒトに使用する薬

成分名:ベンズブロマロン

■商品名

ユリノーム、ベンズマロン、ウロリーブ錠、ガウトマロン錠

成分名:ブロメネシド

■商品名

ベネシッド錠

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