痛風に「バナジウム天然水」は有効か?

バナジウム天然水とは

毎日ミネラルウォーターを2ℓ以上愛飲するようになってから、水について色々興味を抱くようになりました。

特に量の割に価格も高く、話題に良くあがるバナジウム天然水とは、どんなものなのか気になったので調べてみました。

バナジウム天然水について

バナジウム水の効果・効能は?

  • 糖尿病予防効果
  • 血糖値降下作用
  • コレステロール値の改善
  • 体の毒素を排泄する解毒効果
  • 脂肪燃焼促進
  • 美容効果
  • 熱中症予防

とまぁ、ずいぶん色々効果があるみたいです。話題になるのも頷けます。

でも、そもそもバンジウムって何なのでしょうか?

バナジウムってなに?

バナジウムについては、いろいろな声があります。少し長くなりますが説明します。

バナジウムは原子番号23の元素。元素記号は V。バナジウム族元素の一つ。灰色がかかった銀白色の金属で、遷移元素である。 主要な産出国は南アフリカ・中国・ロシア・アメリカで、この4か国で90%超を占める。 ウィキペディア

バナジウムの効用

インスリンと酷似した性質があり、体内に摂取されるとインスリンの代わりに血糖や筋肉・内臓に取り込む触媒の働きをしてくれ、結果として血糖値を下げる効果があります。
この働きが「糖尿病予防」にかなり有効であると言われています。

つまり、バナジウム天然水は、血糖値を下げることで改善される各種の効用を受けられるということみたいですね。この他、美容に良い、お通じの改善、脂肪燃焼、ダイエット効果等もあるとされてます。

でも痛風(尿酸値)に与える影響は、ほとんどないと考えて良いみたいです

また一方で、 このバナジウムについてはまだ解明できていないことが多く、バナジウムを含んだ天然水には毒性や副作用は報告されていないようですが、金属元素としてのバナジウムには毒性があるとされています。

その毒性は、吸い込むと気管支炎や気管支痙攣、喘息などの呼吸器系疾患、また五酸化バナジウムと呼ばれるものは、飲み込むと危険な毒性があり、目にも刺激が強く、呼吸器、血液系、肝臓、腎臓への障害や、発ガン性のおそれ、胎児への悪影響のおそれといった副作用が考えられるとされています。このような糖尿病改善などの効果が期待されていると同時に、その毒性が指摘されていることもまた事実です。

バナジウムについての声は、どちらか一方のみを強調しているものが多い気がします。

効果が高いから愛飲を進めるもの

まだ危険かもしれないとする声

個人的には、バナジウム天然水については、医薬品に近い性質を有する飲み物なのかなと思っています。つまり効用と副作用を両方併せ持つ飲み物というイメージです。

またバナジウムは「貝類」「カニ・エビ」「海藻」「パセリ」「マッシュルーム」にも含まれていますが、気にされる人でも、これらエビや海藻を食べるのをやめる訳ではないと思います。

バナジウムの理想的な摂取量は一日1.8mgと言われており、通常は食事を通じて摂取しますが、これと同程度のバナジウムを水で摂取しようとすると一日最低12~36ℓは飲まなければいけない計算となります。

実際、健康に影響が出た報告では、理想的な摂取量の12倍にあたる22mgのバナジウムを毎日5か月間続けて摂取したところ激しい下痢と腹痛があったという報告がされていますしが、水に換算すると150~400ℓ毎日飲む計算になります。

なのでバナジウム天然水を飲むことでの健康被害はあまり気にする必要がないと思っています。

痛風と糖尿病の関係について

痛風と糖尿病の原因となる「尿酸値と血糖値」はミドル世代の健康診断後に生じる共通の悩みだと思っています。
両者にはあまり因果関係はないようですが、ともに生活習慣が原因とされていることもあり、片方だけ異常値というより、どっちもヤバイ数字となっている事が多いようです。

つまり痛風患者の多くは、血糖値でも悩んでいるということですね。

バナジウム天然水は、痛風に有効か?

結論から言うと、痛風にバナジウム天然水は、あまり有効性を感じられません。

しかし痛風患者に多い血糖値が高く、糖尿病の併発が懸念される方なのであれば、血糖値対策が絶対必要だと思います。その場合、痛風治療に欠かせない水を飲むにあたって別個に対応するよりは、一緒に改善する方が効率的だと思います。

痛風に加えて糖尿病まで併発してしまいますと、あまりにも辛く厳しい展開になりますので、糖尿病は予防で阻止したいものです。

バナジウム天然水で痛風の合併症「糖尿病予防」

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