オリラジの中田敦彦が紹介してくれた宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』がわかりやすくて面白かった

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中田式の読み解きは、わかりやすくて本当に面白かった

お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が、2017年1月23日に放送されたテレビ朝日系『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の中で、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を紹介してくれましたが、本当にわかりやすくて面白かった。

子供の頃に読んだ『銀河鉄道の夜』は、悲しい話という認識

銀河鉄道の夜は、哲郎とメーテルのイメージが強すぎて、999の機関車で美しい銀河を走るというイメージが沸いてしまいますが、この作品の銀河鉄道は、大地を走る列車です。

美しい景色が天の川と岩手を融合させたオリジナルの世界観であるから、その世界の美しさと描写の仕方に心打たれるファンが後を絶たず、何度も読まれる作品になるという説明は、聞いててなるほどと思いました。

でも説明の中で、いちばん心にストンと落ちたのは銀河鉄道の夜のラストシーンである親友の死が子供の頃に読んだ印象では、あまりに唐突の死であり、うまく理解できなかったけど、今回の解説を聞いて、なるほどぉ…っと本当に思え得ました。

伝えたかったテーマと裏話

宮沢賢治の2大作品と言える『銀河鉄道の夜』も、『アメニモマケズ』も出版されたものではなく、賢治の死後に見つかり、発表された作品であり、二つの作品のテーマは「自分自身に向けたものではないか?」という中田読みが凄い。

つまり、アメニモマケズの作品では、困った人がいたら助ける人になりたいと結んでいるし、『銀河鉄道の夜』では友人カムパネルラが、いじめっこを助けたことにより亡くなっていた。

どちらの作品も賢治が理想とした大好きな人間は、「誰かのために生き抜いた人間だった」という共通部分があったということだった。

銀河鉄道に乗っていた人間は、少年ジョバンニ以外は、みな死者たちで死者たちが向かう道中の景色は、それはそれは綺麗な表現で綴られる宮沢賢治オリジナル世界は、その美しさを存分に描写していています。

天の川を天国に、大地を現世に重ねることで、死して天国に向かう道は、天の川のような美しい大地を進む道として、とても美しく綺麗なものであると賢治は考えていたのではないかと。

誰かのために一生懸命生きたのであれば、何も怖いものがないという晩年に推敲に推敲を重ねたまま発表されることがなく、賢治のもとにあったこの作品の本当のテーマは賢治が理想とする生き方について、自分の中で明確にした作品だったのかもしれないですね。

最後に

『銀河鉄道の夜』や『アメニモマケズ』が、未発表作品で、賢治の死後、発見されたものとは知りませんでした。その事だけでも話の見え方が変わってくるから、本当に不思議です。

見え方が変わったであろう『銀河鉄道の夜』は、また読んでみたいと思ったのは私だけではないでしょうね。

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