痛風発作は、夏(7月)に多い理由について

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例年7月になると痛風発作を引き起こす人が多いと言われています。

痛風発作のメカニズムを考えると、年間通じていつ起きても不思議ではなく、痛風発作が体の低温部で発症しやすいことを考えると寒い時期が危ないのかなと思っていましたが、発症率のデータを見ると、圧倒的に夏の暑い時期に多いことがわかります。

痛風が起きる原因について ~尿酸塩結晶と白血球の戦い

※NHKオンライン『ためしてガッテン』より出典

夏に痛風発症者が多い理由について

痛風発作を起こす原因である尿酸はプリン体から作られますが、食べ物から摂取するプリン体から生成される尿酸は全体の2割程度しかなく、ほとんどの尿酸は新陳代謝によって作られているプリン体から生まれてくることが近年の研究でわかってきました。

体内で作られるプリン体は基礎代謝のほか、激しい運動やストレスなどで無酸素の状態で大量のエネルギーを生み出して燃えカスが生じたり、細胞が壊れたりすることでプリン体が出来上がります。

ビールが悪いんじゃなく、アルコールが悪い

昔からビールが痛風の原因となると言われ続けていますが、ビールは酒類の中ではプリン体は多いものの、ほかの食物と比べてみると極端にプリン体が多いわけではありません。

実はビールに含まれているプリン体以上に悪いのがアルコールです。

アルコールを分解するために、体は物凄いエネルギーを使うのですが、この分解に使うエネルギーが激しい運動をするのと同様の効果があり、大量のプリン体を生成していました。

ビールの消費量の推移と痛風発作の関係

痛風発作の発症割合とビール(アルコール)の消費については概ね連動しているようですが、年末忘年会シーズンでは、消費量が高まっているにも関わらず、痛風発症数は低い水準になっています。

夏場の汗による脱水が原因

夏場は、汗をかいて尿量が減ってしまうのですが、尿と比べると汗からは尿酸はあまり排出されず、体内に尿酸が蓄積する原因になります。

高尿酸血症になる方の7割の方は、尿酸の排出能力の低さが原因といわれ、夏場は脱水による尿酸排出効果が低下し、痛風になりやすいと考えられています。

夏場は毎日2ℓ以上の水を飲むことが良いとされています。

まとめ

痛風の発症が夏に多い原因は、アルコールの摂取と汗による脱水が原因となっていると番組で紹介されていました。

尿酸値が高い方は、アルコールを飲む季節や暑い時期にはできるだけ水分を補給したり、飲み過ぎないように注意して予防すると良さそうです。

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