高齢者に車の運転をやめさせる説得のポイント

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高齢者に『車の運転をやめさせる』ように説得するのは、すごく難しい問題で、多くの家庭で悩まれているものと思います。

運転技術に不安が残る方でも、現実的にはほとんどの場合、免許の更新ができてしまうので、最終的には説得して事故を起こす前になんとか運転をやめさせる必要があります。

できるだけ高齢者を傷つけずに運転をやめてもらうための話し方について紹介してみます。

高齢者に運転をやめさせる説得術

2017年3月12日に道路交通法が新しくなり、認知症がある方の免許の更新については以前より難しいものとなりましたが、残念ながら今も基準は非常に緩く、運転能力が欠如していても免許の更新は容易なのが実態です。

家族が心配して運転をやめさせようとしても、高齢者は意地になって運転を続けたりしてしまい、その結果ざんねんな事故を起こしてしまったりすることもあります。

交通事故は、被害者も加害者もつらい思いをするので、運転が危ないと家族が感じるのであれば、高齢者と被害者を守るため運転をやめさせるのが良いと思います。

しかし、高齢者に運転免許を返納させるための説得は難しく、車のカギを隠すなどといった強硬手段も家庭がギスギスする原因になるため非常に困っている方は多いと思います。

高齢者が運転をやめない理由

高齢者が車の運転をやめさせるためには、運転を続けようする理由を把握し、上手に説得することが大切なポイントになります。

(1)高齢者は運転に自信を持っている。

『車の運転で危険を回避する自信があるかどうか?』のNHKの番組で紹介されたアンケート調査をみると、高齢者は事故を回避できる自信を持っていることがわかります。

※出典:NHKクローズアップ現代より

高齢になり運転技術が心配になる年代に差し掛かると、高齢者は逆に『事故を回避する自信はある』と回答するようで、大丈夫だと思っている方に『運転が危ないから』と説明しても、心外で不愉快に感じるだけで説得は難しいようです。

ですが、『ヒヤリとする経験が多いこと』や『目が見えにくく運転しにくい』と感じていて、道路が危険であることや年齢による身体能力の低下は認識できている方は多い印象です。

(2)馬鹿にされたくない

高齢化がすすむと『老人で何もできない』と馬鹿にされることが、より辛く感じるようになっていくようです。

逆に過去の”武勇伝や功績”を認めてもらったり、何かみんなのために力になりたいと考える気持ちは強くなるようなのです。

具体的な説得方法について

「運転が無理だからやめて!」と本人の運転能力を否定する方法では、説得は難しく、運転しないでくれないことで家族が助かると伝える方が成功しやすい気がします。

”ガソリンが高いので家族のために節約して欲しい”

”おじいちゃんだからこそ健康に歩くことができる”

おじいちゃんの尊厳を傷つけずに、運転は十分にできるのは知っているけど、別な理由で運転しないでくれると家族がとても助かることを伝えると良いと思います。

そして、実際に運転をしなかったら最初は毎日のように「感謝の言葉」をはっきり伝えてあげることで、家族に貢献していることの充実感を感じられるようになり、家族のために頑張ってくれるようになる方は多いです。

ネットにあった運転をやめさせた凄い技

ネットで見つけた高齢者に車の運転をやめさせた凄い説得術は、言い回しのテクニックでははなく、車を故障させて乗るのをやめさせたというものもありました。

節約志向の高い世代である心理を突いた作戦で、バッテリーの接続を外してエンジンをかからなくし、新しい車は買えないので、そのまま諦めてもらったというものでした。

どんな方法であれ、ご本人が納得して車を乗るのをやめたので、ちょっと乱暴な方法だけどこれもありなのかもしれないなと思いました。

ただし、ハイブリット車など電圧が特に高い車などで、車にあまり詳しくない方は、ちょっと危ないかもしれないので、真似はしない方がいいかなとも思います。

まとめ

私の身内の話にはなりますが、車の運転について『危ないからやめた方がいい』という説得には絶対に応じる気がないようでした。

でも『孫のためにお金を使いたいので減車したい』と協力して欲しいことを話したら、前向きになり、運転はしなくなりました。

経済的に自立し、自分で車を維持管理できる方の場合には、『高齢者が悪い訳ではなく、最近は悪い人が多くてヒヤリとする場面が多いから、心配なので事件に巻き込まれないように車には乗らない方がいい』と”高齢者は悪くない”を前面に出し、感じているであろうことを理由にして話をすすめると、前向きに聞いてもらえる気がします。

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