世界の自動車メーカーがアメリカ向けの自動車の工場を、なぜメキシコに作りたいのか?

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自動車メーカーがメキシコに自動車工場を作りたい理由

トランプ氏がアメリカに自動車を輸出するための自動車工場をアメリカ国内ではなく、メキシコに作るのか?と怒っていました。

日本のトヨタをはじめ、世界中の自動車メーカーは、どうしてアメリカではなく、メキシコに工場を作ろうとするのか?

人件費が安く、関税がゼロ

実は、トヨタ以外にもメキシコを対米輸出の拠点とする日本企業は多かったりします。

これはメキシコは賃金が格安な上に、北米自由貿易協定(NAFTA)によってアメリカに関税ゼロで輸出することができる点にあります。

その利点を生かすために日本企業はメキシコに工場を造り、そこから対米輸出を行なってきたという背景がありました。

その結果、トヨタはメキシコで造った車の91%、ホンダは54%、日産は43%、マツダは29%をアメリカに輸出しています。

日本の自動車メーカーにとってメキシコはかなり大きな自動車の生産拠点となっています。

フォードはメキシコの工場新設を中止

米フォード・モーターは、2017年1月3日、メキシコでの工場新設を中止し、代わりに米ミシガン州の工場で電気自動車と自動運転車をつくると発表しています。

フォードはメキシコの新工場で小型車をつくり米国に逆輸入する計画だったが、トランプ次期米大統領はこれを「恥知らず」と批判し、大統領就任後は高関税をかけると公言していたことから、いち早く動いたものと思われます。

今後について

アメリカとの距離が近く、関税もかからず、人件費も安いというメキシコ工場でしたか、トランプ政権ではアメリカとメキシコの間に壁を作り、費用をメキシコに負担させるなどと発言しており、これにより予定されていた首脳会談も中止される等、両国の関係については目が離せない状況になっています。

壁の費用を20%の関税をかけることで負担させるとった新たな案も浮上しており、そうなった場合にメキシコで生産自動車が今までの様に関税ゼロで輸出するといったことは非常に難しいものになってくるかもしれません。

壁建設のための大統領令は、出てしまいましたが、肝心の資金の出所は現在も決まっておらず、今後のアメリカ、メキシコ間の関係次第で、日本の自動車メーカーにも大きな影響を当ててきそうです。

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