中国への制裁 アメリカのアンチ・ダンピング税って何? 中国商品に372.81%の関税措置

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アメリカで、中国商品に対する大幅な関税を実施

中国の製品に対して372.81%の反ダンピング税が適用されました。
また、今回のダンピング税の原因となった中国の補助金の効果を相殺するため、152.5%の相殺関税が課されることになりました。

これにより、アメリカと中国の貿易摩擦が激しさを増すことが予想されます。

アンチ・ダンピング課税とは?

アンチ・ダンピング関税措置とは、国内産業に輸入品が被害を与えている場合に、正常な価格に是正する目的で、賦課される特別な関税措置のことを言います。

過去にもアメリカは、日本や中国にアンチ・ダンピング課税を適用させています。

  • 2013年5月1日、アメリカ合衆国商務省は、中国から輸入された合板について、不当に安い価格で販売されているとし、最大63.96%の反ダンピング関税を課す仮決定をした。
  • 2014年5月6日、アメリカ合衆国商務省は、日本などから輸入された一部の鉄鋼製品が、アメリカ国内で不当に安い価格で販売されているとし、最大241.91%の反ダンピング関税を課す仮決定をした。

課税の背景について

アメリカの国際貿易委員会は、中国から輸入された道路の舗装などに使う製品が中国政府による補助金によって不当に安く売られ、アメリカの企業が損害を受けていると認定し、反ダンピング税などが課せられることになりました。

トランプ政権で中国の製品に制裁関税の適用が確定したのは初めてです。

アメリカ商務省は2017年1月、オバマ前政権の下で今回の税率を決めていますが、トランプ政権で中国の製品に制裁関税の適用が確定したのは初めてとなります。

中国に対する2016年の貿易赤字は3,470億ドルと、国別では最も大きくなっており、トランプ大統領は、中国に対して貿易の不均衡の是正を求めていく姿勢を強調していました。

ただ同様に日本とアメリカの貿易の不均衡についても、トランプ氏は言及していたこともあって、アメリカの対応については、目が離せない状況にあると思います。

2016年のアメリカ貿易赤字は、1位が中国の47.3%ですが、2位は日本が9.4%とたまたまなっています。

2016年アメリカ貿易赤字(単位:億ドル)

対中国 :3,470
対日本 : 689
対ドイツ : 649
対メキシコ : 632

米商務省 2016.2.7より

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