墓じまいで、離檀料として数百万円の高額請求を受けた場合の対応について

スポンサーリンク

墓じまいとは?

墓を解体し、撤去する事で、「廃墓」などとも呼ばれることがあります。

墓参りをするのが困難だったり、墓参りをする人がいなくなるといった場合に、墓の管理者(近親者など)が行うものです。

墓じまいをした後は、近所に新しい墓を購入したり、納骨堂を購入(永代供養)、散骨・自然葬をする、自宅供養など、様々な供養の方法があります。

お墓を撤去する際には法的な手続きが必要であり、書類を集める過程で、法外な離檀料を請求するところもあるようです。

墓じまいの法的手続きについて

墓じまいには、以下の3つの書類を揃えて自治体に提出する必要があります。

『受け入れ証明書』・・・新しい墓地より

『埋葬証明書』 ・・・現在の墓地より

『改葬許可申請書』・・・現在の墓地の自治体より

法的手続きに必要な書類のひとつの埋葬証明書を取得する際、将来の収益を失うこととして、離檀料を請求されることがあります。

離檀料トラブルに巻き込まれたら

トラブルの解決方法

法外な離檀料を請求されたら、公的機関に相談する旨を伝え、対応に変化がなければ行政書士や場合によっては弁護士に相談することがお勧めです。

離檀料の相場は、数万円~20万円ほどだと言われています。

離檀料として300万円の請求してきた先があり、高額すぎて払えないと住職に相談した方がいましたが、埋葬証明書の捺印を盾に一歩も譲る姿勢を見せなかったために、やむを得ず弁護士に相談した方がいたようです。

弁護士が交渉した結果、離檀料は50万円まで下げてもらったということでした。

離檀料を600万円、1250万円と莫大な額を請求されたケースもあり、その理由を尋ねると、『親族が墓参りに来ない場合でも、寺は毎日のように供養しており、両親の月命日にもちゃんとお経をあげてきた」と話したようです。

公的な機関に相談するとしたところ、1250万円の離檀料も、50万円まで下がったようです。

離檀料の支払いに法的根拠はあるのか?

離檀料の支払いについては、法律上の根拠はなく、任意での支払いを期待しているか、契約・規約等で合意している可能性があります。

『埋葬証明書』への捺印を盾に離檀料を請求している場合では、離檀料を支払いしないという理由で、離檀を止める事は難しいと思われるため、自治体に相談すると解決するのが早いかもしれません。

金額は、そもそもどうやって決まるのか?

価格表がある訳ではなく、親族がそれぞれの経済状態の中で、感謝の気持ちをこめて、贈るものなので、そもそも相場があることがオカシイとある住職は言っています。

600万円や1250万円という金額は一般の方には、その高額さに驚愕しますが、改葬で5000万円の新しいお墓を立てるというような方であれば、それまで良好な関係があって、今まで世話になったお礼として、数百万円単位のお布施やお礼があったとしても、別におかしいとは思わないという話でした。

墓じまいの費用

離檀料のトラブルが多いようですが、大きな費用は離檀料だけではなく、お墓を撤去した後に更地に戻すのが基本で、更地に戻すための費用も負担する必要があります。

お墓の大きさなどにもよりますが、20万円以上はかかると言われており、その金額もしっかり見積もっておく必要があります。

なお、土葬や骨を直接土に埋めている場合には、骨は土に戻っているため、その処理を行う必要はないとされています。

墓じまいの流れについて

1.墓地の管理者に連絡し、墓じまい(廃墓)の了承を得る

2.魂抜き(抜魂式)・遺骨取り出し

3.お墓の閉眼供養

4.墓地・墓石の解体・撤去・処分など

※最後に先祖代々のお骨は、『新しいお墓に移動』、『散骨』したりします。

墓じまいは必要なのか?

最近ではお墓を継承する人は減り続けていて、子孫が代々墓を継ぐという考え方が破綻しつつあります。無縁墓としないためには、墓じまいは合理的な方法ともいえるようです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする