ヴァルキュリア騎士団について
精霊郷には、ヴァルキュリア騎士団と呼ばれるものがあります。
ヴァルキュリア騎士団は人間世界には関与せず、次元の崩壊レベルの災厄や異次元からの魔獣の襲来に対応することを任務にしていて、本拠地であり、ヴァルキュリア騎士団の詰所である「ウルズの泉」には多世界に繋がる転移門があり、かなり自由に次元間を移動する権限を持っています。
ヴァルキュリア騎士団 筆頭 シンツィア・ギリア
「ヴァルキュリア騎士団」筆頭。精霊郷最強の騎士にして、精霊姫の守護騎士。
「ヴァルキュリア史上最高の天才」ともてはやされ、順風満帆のうちに筆頭騎士「ブリュンヒルデ」の地位まで登りつめる。生真面目な性格で、立ち居振る舞いも凛としているが、元は田舎育ちの天真爛漫な娘である。失踪した精霊姫の行方を探るという名目で世界を飛び回っているが、その実、世界を飛び回る精霊姫を陰ながら守護しているというのが正解のようである。
筆頭であるシンツィアは、ユーニスの事を”ユニ様”と愛称で呼んでいます。
精霊王と直接話をできるようです。
枢密院議長 イマドア・ニヒル
ノウェム族のケモミンでありながら、精霊郷において枢密院議長の座に就く右文左武の高潔な騎士。彼女がノウェムでありながら何故精霊郷に居るのかは謎。精霊王たっての願いで招かれたことは事実のようである。博識で真面目だが、多分にそそっかしいところがある。
剣技においては筆頭騎士ブリュンヒルデに勝るとも劣らない実力の持ち主。かつては故郷でノウェムの名を背負い、若いケモミンを指導していたことがあるとの噂があるが…。
【ノマドア・ニヒル】世界最強を争うヴァルキュリアの剣士【かんぱにガールズ】
ケモミンの族長ノマドア・ノウェム
かつてはケモミンは差別の対象であったため、閉鎖的な種族になり他種族との交流はまるでありませんでした。そのためミステリオに『異世界の魔物』が襲来し、ケモミンの村を襲ったとき、どこからも助けがくることがありませんでしたが、当時の族長だったノマドア・ノウェムは、魔物に立ち向かい、異世界の魔物を討ち果たしました。
しかし、この戦いでノマドア・ノウェムも消えてしまったのです。
この事件をきっかけに閉鎖的なケモミンはほんの少しだけ他種族との交流の扉を開いたということです。
この戦いで実はノマドアは戦死しており、その剣の腕前と勇気を認められて、死後も精霊卿の剣士としてヴァルキュリアとして戦っていました。
シンツィアと交代する何か秘密のミッションもあるようです…..
枢密院議長補佐 ベルリタ・バディア
精霊郷枢密院議長補佐と書くと肩書きが重苦しいが、実際は人当たりの優しい女の子である。
ノマドア議長を枢密院に招いた張本人でもあり、それ以来、何かと一緒に行動することが多い。ペルリタ本人に全く自覚はないが人を補佐する能力が非常に高く、ノマドアやその他の議員をあたふたしながらも的確に支援している。自分のことを普通の人としており、ノマドアのような天才達と行動していると自分の普通さを主張したがる。
シュヴェルトライテ隊
隊長 ハーモニクス・アクス
ヴァルキュリア騎士団シュヴェルトライテ隊隊長。精霊王に心からの忠誠を誓う真面目で品行方正な部隊長。
聡明であるためあまり固い雰囲気はないが、少々天然の気がある。部下からの信頼は厚いが、同時にその天然さを愛されてもいる。
指揮官として有能であり、個の戦士としても非常に優秀。いざとなれば最前線で嵐を巻き起こし兵を鼓舞する。
極端な潔癖性で、異性に対しても潔癖を求めるため、未だに恋人はいない。
副長 テロワーニュ・デルベ
精霊郷ヴァルキュリア騎士団シュヴェルトライテ隊副長。
騎士としての名声もさることながら、ヴァルキュリアの剣術指南役としても厚い信頼を寄せられている。
性格は至って真面目。気になる事はとことん調べ尽くさないと気が済まない性質。
世界の平和を願う気持ちが人一倍強く、その礎になるのなら己の立場を返上してもいいとさえ考えている。
パルヴィ・カーシネン
精霊卿からとある理由でミステリオへやってきた女のコ。
ヴァルキュリア騎士団シュヴェルトライテ隊に所属している。一人旅でヘトヘトになり仲間と仕事を求めていた。
八方美人だが、辛い一人旅のことを思い出させると寂しがり屋な部分が見えてしまう。
グリムゲルデ隊
隊長 ミリアム・ロシュミット
精霊郷「ヴァルキュリア騎士団」グリムゲルデ隊隊長。幼い頃より英才教育を受けた生粋のヴァルキュリア弓師。
「100m先に落ちた針の音すら聞き逃さない」程の聴力を持ち、目を閉じていても俯瞰で状況を把握できる空間認識力を持つ。
規律に厳しく、規則を守らない者に対してはミリアム自らの手による非常に恐ろしい制裁が待っていると言われる。
反面、プライベートではひたすらに緩い。幼い外見と符合するように、純粋で甘えん坊で思い込みが激しい。
メイツィア・ギリア
シンツィアの妹であり立派な騎士を目指して日々マイペースに努力をしている女の子。
姉のように振る舞おうとしているがテキパキ動くことが苦手で、理想の自分には程遠いがくじけず頑張っている。ゆったりした雰囲気で多少ドジなところもあるが、ここ一番の逆境やチャンスに強く、隊長のミリアムがその秘めたる才能の片鱗を垣間見た。
ロスヴァイセ隊
隊長 ヘルガ・パッヘルベル
精霊郷でも異例の荒くれ者達から構成されるロスヴァイセ隊隊長にして、ヘルガ自身も元荒くれ。
素行の荒い隊員達への理解も示しているが、度が過ぎる場合は本人のためにも厳しい態度で導いてあげる優しさを持つ。
今では人格者となっているが、昔のヘルガを知る隊員達は尊敬の中でも畏敬部分が多い。
手先が不器用で、料理や裁縫にチャレンジすると指が包帯だらけになってしまうがヘルガは諦めていないようだ。
デニサ・ドレクスレル
ヴァルキュリア騎士団ロスヴァイゼ隊所属。隊長のヘルガとは幼馴染で一緒に破茶滅茶した仲。人格者となり出世していったヘルガとは対照的に、デニサは戦闘能力に磨きをかけ、排他的になっていった。一匹狼のデニサはヘルガから極秘任務を行う単独部隊としての命を専ら受けている。デニサに仲間と認められる事は容易ではないが、仲間と認めた相手には死ぬまで忠義を尽くすダブルボーガンの使い手。
所属不明
[精霊の熾徒]リリアナ・バールテク
星と花を愛する自然派弓師。鷹の眼を持つと言われ、超遠距離からのスナイプを得意とする。彼女は心の中に理想の王国を持ち、その国に恥じない生き方をしてきた。
そのルーツは精霊郷にある。「精霊の熾徒」…それが彼女の宿命。運命の輪の中で、自らが持つ「心の棚の王国」「鷹の眼」「自然への憧憬」…その意味を知る事になる。
リリアナは、ヴァルキュリアの持つ本来の使命とは別な任務を受けていて、精霊卿の精霊王の目となり耳となって『精霊の熾徒』として、ミステリオの世界を見聞するというものになっています。
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