セキセイインコが病気にかかったりしても鳥の治療をやってくれる動物病院がなく、自分でなんとかしてあげなきゃいけないことが多いです。
特に鳥は具合が悪いことを周囲に悟られないように隠す習性があるので、飼い主が鳥の体調不良に気づいたときには末期であることが多く、助からないことが多いです。
それでも一生懸命生きようとしているインコのために飼い主ができることについてご紹介したいと思います。
※私は獣医師ではなく、あくまで経験談になります。
病気の鳥を楽にしてあげる方法
暖かくしてあげるのが大事
鳥専門の獣医に連れて行くと最初に鳥を温めるのが基本みたいです。
特に何らかの理由で出血している場合には鳥はあっというまに血が足りなくなり、体温を維持するのが大変なびで籠の中にヒーターを設置したり、温かい場所に移してあげることが大切だと思います。
息苦しいのもあるので酸素室
血がもともと少ないインコは出血するととても息苦しそうな感じにもなり、獣医さんは鳥に息苦しさが見えるときは酸素室の中で鳥を管理し回復させていました。
息苦しさが見える場合には酸素があると鳥は元気になることが多いようです。
体調不良インコのための自家製酸素室の作り方
獣医で使う酸素室は常に酸素が流れてくるすごい設備ですが、病院に連れていけない場合の地域や人が多いので家庭でできる簡単な酸素室の作り方をご紹介します。
虫かごにヒーターを設置して定期的に酸素を注入
自家製酸素室を一番簡単に作るのは虫かごの中にヒーターを設置し、酸素を供給する方法なのかと思います。
虫かごについて
虫かごは酸素が漏れないように水を入れても大丈夫なタイプのものであまり大きくない方が良いと思います。イメージ的にはこんな感じです。
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ヒーターについて
ヒーターについてはペットショプで市販されているものを利用します。狭い空間に設置するものなので触れて火傷をすることがないタイプのものがおすすめです。
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酸素スプレーについて
酸素スプレーは薬局に行くと売っています。
スポーツで使うようなタイプのもは500円前後で販売されていますが、すぐに無くなってしまうので最低でも2~3本は必要になります。
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まとめ
鳥の病気は専門家である獣医に見せるのが一番ですが近くにインコを診ることができる獣医がいなかったり、遠くの病院だと鳥の体力がもたないこともあります。
体調不良の鳥は少しでも楽になるようにまずは温めてあげると良いと思います。
出血等があって呼吸がつらそうな場合には酸素室を作ってあげるとインコはとても楽になるように思います。
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